大恭建興

現場の様子(自分の家) その十

2017.08.23 / 家づくり

高気密住宅は隙間が無いので、室内の音が響きやすい。
更にパッシブな設計となるとリビングなどに大判の窓ガラスが入り、
なおのこと音が反響する。残響と言いますか。
自邸のリビングは高天井(勾配天井)ということもあり、
音が響きそうなので吸音仕様の天井にしてみた。
吸音効果のあるグラスウールの上に吸音ボードを張る↓



その上に小割にした杉材を打ち付けてルーバー状の仕上とする。
どこまで効果があるかわかりませんが(実験的な試みです)
住んでみれば体感できるでしょう。きっと。



親世帯のリビングの天井は木毛セメント板張り。社長のチョイス。
これも多孔質なので多少の吸音効果が期待できるような気がします。
仕上がりはかなり荒々しい質感・・・
施工直後は「屋内に使うのはイマイチだな」と感じましたが・・・
見慣れると案外良いものです。



天井をそういった乾式仕上にするもう一つの理由。
ヌリカベDIYをしたいから!!
天井を塗るのは難易度が高いので、塗るのは壁だけにしたいから!!
親世帯は両親が塗り、子世帯は自分と妻で塗る。家族総動員。



プロのような完璧な平面は出来ないから、コテむらを活かす仕上に。
ボチボチ良い感じの珪藻土壁になりました。



無垢フローリングの仕上はプラネットのラッペンワックス。
高級な蜜蝋ワックス的なもので、ダイキョー定番の仕上。
水や汚れから木部を保護してくれます。



サンドペーパーで表面を研磨し、ワックスを塗っていきます・・・



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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