スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2017.07.12
現場の様子(自分の家) その八

我が家は二世帯住宅です。
親世帯の上階に子世帯が乗っかるような間取りなので、
子供達が走り回ったり飛び跳ねたりすると、親世帯に騒音が筒抜け。
今はアパート住まいなので、
なるべくドタバタしないように指導しておりますが(下階の人に迷惑)
新居ではそれなりに走り回らせてあげたい、親心。

それに、ジイジとバアバ達も、いくら可愛い孫の足音とは言え、
毎日ドタバタと天井から音がしたら、つらいものがあるでしょう。

ですので、自邸は床の遮音工事にかなり力を入れています。
一般的な木造在来工法の床はこの上にフローリングを張って終わり↓
“下地合板12mm~28mm+フローリング12mm~20mm”
という感じの断面が普通ですが、材料と手間暇をかけて遮音化します。
まず束を立てていく↓

束と束の間にウッドファイバー断熱材を敷きこむ↓
高密度の繊維系断熱材は遮音材としてもすぐれた性能を発揮します。

で、もう一度、下地合板12mm厚を張る。
その上に“サウンドカット”という塗るタイプの制振材を施工。

専用のクシで均一に伸ばす。

高密度な石膏ボード(タイガースーパーハード)を張る。
これが重たくて大工泣かせ。
とにかく床を“固く重く”するのが遮音には効果的。

更にその上にサウンドカットをもう一度塗って、
スーパーハードを更にもう一枚張る。

ここでようやくフローリング材の施工。
オーク材です。

吉野石膏HPより拝借↓

ほぼこれと同じような断面構成です。
以前、こういった遮音床を実際に施工したことがありますが、
その静かさに驚いたものです。
イマドキのRC造マンションには及ばないけれど、
木造でも頑張れば相当なレベルの遮音が出来るんです。
・・・相応に費用もかかりますが!!

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士