大恭建興

全館暖房のメリット

2017.06.10 / 家づくり

住宅の高断熱化によるコスト増(建築費用)は
ランニングコスト(冷暖房費用)が小さくなることによって、すぐに元が取れる。
燃費の良い家に長く住むことで、結局はお得なんだぜ、という話。
これは私どものような高断熱系工務店の定型台詞でございます。

今回は更にその先の話。
カビのない暖かい(涼しい)家は、人間の健康に良いとされています。
住環境の悪い家から、超高断熱の家に引っ越したら・・・
「子供の喘息が治った」
「アトピーが軽くなった」
「関節痛いのが治った」
という事実が本当にありますし、
諸先生方が具体的なデータを沢山持っていらっしゃいます。
温熱系で有名な先生のセミナーなどに行くと、
これでもかと言うほど、“高断熱は健康に良い”という資料が出てくるんですね。

健康でいられる家 ≒ 病気にならない家 ≒ 医療費がかからない家

だからお得!と。
イニシャルコスト(建築費用)とランニングコスト(冷暖房費用)の話は
具体的な数値でシミュレーションできますが、医療費の話まで行くとなかなか見えづらい。
ただ、大きなメリットであることは間違いない。

我が家(低気密低断熱アパート)でもこの冬は全館暖房してみました。
建具を開け払って、24時間エアコン付けっぱなし。
さすがに不在の時は設定温度をミニマム(16℃)まで下げて運転。
結果、色々な変化がありました。

非暖房室が無くなったので、結露が激減。カビの発生も減少。
クローゼットの中に除湿剤入れなくても大丈夫でした。
当然屋内はそれなりに暖かいので快適。
電気代も思ったより安く、
「これなら最初から全館暖房してればよかった!!」
という感じ。
住み始めて7年目でそれに気がつくという悲劇。。。

まだあります。
長男のクワガタ、毎年冬を越せずに亡くなっていましたが、
なんと今年は越冬できました!!
“くわくん”と“くわちゃん”
今も元気に虫篭で過ごしています。



虫にも人間にも優しい高断熱住宅。おススメです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

大恭建興に相談してみませんか?
突然の訪問や無理な営業活動は一切いたしません。
新築、リフォーム、住まいに関する疑問・質問などお気軽にお問い合わせください。
カタログのご請求や見学会の来場予約もお待ちしております。
ページ上部に戻る