大恭建興

現場の様子(燕仲町のエスネル) その二

2022.03.17 / 家づくり

こちらの現場も環境パイル工法による地盤改良を行います。

燕市内は雪が少なくてすごく助かる!!

やり方を設置して基礎工事開始。

エスネルデザインの独自性が際立つ、高さ1mの高基礎です。

一般的な家の基礎高さは40~50cmですから、二倍以上の高さとなり、

それはもう超個性的なビジュアルであります。

掘削 ~ 砕石敷均し ~ 下地コンクリート打設 ~

防湿シート敷設 ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ 

型枠の高さを見ると高基礎というのがわかりますね。

型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ 仮設テントの骨組み ~

晴れ間を見てコンクリート打設(一体打設)。

エスネル村松さん推薦の凄腕基礎屋さんに施工をお願いしておりますが、

めちゃめちゃ上手なんです。(地蔵のエスネルでもお世話になりました)

高基礎の一体打設という高難度施工を涼しい顔でこなしてくれる、頼りになる基礎屋さんです。

この現場も真冬の基礎工事となり、この日の最低気温は氷点下。

寒いのが苦手な生コンクリートですから、暖めてあげましょう。

仮設テントを組んで、中でストーブを焚いて温室化して、生コンの硬化を促します。

凍害を防ぎ、密実で良質なコンクリートになるように頑張っております。

この日も一晩、高橋監督が泊まり込みです。ご苦労様です。

型枠解体。コンクリートの仕上がりは上々。

しかしまぁ高い基礎だこと。脚立が無いと中に入れません!!

大工工事開始。

ウッドショック後の構造材は国産杉をメインに使用。

これからは輸入材への依存度を下げて国産材でまかなう方向へ、

社会構造が変わっていくのだろうと思います。

ちょっとしたトラブルもありましたが、無事に棟木がかかり、祝上棟です。

今回は “上棟式” を行う運びとなりました。久しぶりだなぁ。

知っているようで知らない “上棟式” そもそも上棟式とは何なのか!?

wikipediaで調べてみたところ・・・

「建物の造営が成就した際に執り行われる建築儀礼」

ああ、そのまんまだ。

棟梁によってやり方が違ったり、

地域ごとの慣習があったりするので一概にやりかたが決まっているいるわけではないけれど、

おおよその流れとしては、上棟後、祭壇を組んでお供え物をあげて、棟梁が祝詞を歌い、

建物四隅を御神酒や塩で清めて、祭壇前で祈願して、皆で乾杯して、締める。そんな感じ。

建て方作業を無事に終えたことを労い、祝う儀式ですね。

自分が子供の頃はあちこちで上棟式が行われていた気がします。

場合によっては “もちまき” があったりして、タダでお菓子が貰えると喜んでいたものです。

施主様の御意向によりますが、昨今はそういった祭事は省略されることが多いと思います。

今回久しぶりに上棟式を執り行いましたが、

明るくおめでたい雰囲気を皆で共有できるのはやはり良いものですね。

祝詞を読む折田棟梁↓

その後、施主様から折詰など大工達にふるまって頂き、上棟式は完了です。

大工達に紛れて私もちゃっかりと折詰頂きました。

(Iさん、御馳走様でした。おいしかったです。)

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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