大恭建興

融雪器具ラインダンス

2017.01.16 / 家づくり

新しい事務所になってから初めて迎える本格降雪。
旧事務所の構内や前面道路には消雪パイプがあったから
降雪があってもそれほど困らなかった。
しかし新事務所には融雪設備がない。ない。。。
広大な駐車スペースに積もった大量の雪をどうにかせねばなりません。
前面道路にも消雪パイプが無いうえ、
除雪機がガチガチの雪壁を作っていってくれます。
ここ数日はひたすら事務所構内を除雪していますが、
なかなか完璧にはいきません。
大雪の中、御来社頂いた方々には不便をかけて申し訳ありません。



あらかじめ除雪機買っておいたんですが、
このマシンをうまく扱える人間が平沢大工くらいしかおりません。
小千谷市の人間はやはり雪に慣れてます。すっげー上手。



そんな中、OBのお客さん宅にて、ちょっと怪しい融雪器具の見学。
雪国で一般的な敷地内の融雪方法は下記2通り。

〇地下水をくみ上げて散水して溶かす。
〇電熱線や温水管を使ったロードヒーティングで溶かす

どちらも初期投資にかなりの金額がかかってしまい、
決してお手軽に導入できるものではありません。
そこで、
初期投資をもっと抑えたお手軽な融雪器具は何かないか?ということになり
OB様が導入されたこのシステム↓



その名も「家庭用融雪機ラインダンス」
外部水栓に給湯器からのお湯が出るようにしておいて、
ホースで接続して、溶かしたい範囲にコレを載せる。
ライン上にお湯が放出されて雪が消えていく。

タタミ1枚分ほど範囲が一度に融雪出来て、
1mほどの積雪ならば30分ほどで処理可能とのこと。
一度の融雪処理でシャワー2回分(300円)のランニングコストだそうです。
ランニングコストとしてはかなり高額(消雪井戸比)ですが、
初期投資(イニシャルコスト)は激安です。



かなり特殊な融雪器具。。。
小規模の雪処理ならば意外といけるかも。。。
大面積を常に消雪するのはムリだけど、
ドカ雪の時のスポット的な使い方ならばOKという感じ。
OB様には一冬使った感想を聞かせて頂きましょう。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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