大恭建興

現場の様子(堤町の家) その三

2021.12.14 / 家づくり

基礎内断熱材の施工。PSF3種bの100mm。

配管が貫通する断熱欠損部は発泡ウレタン断熱材で補強。

換気システムの排気ダクトの施工。

ダクト式第一種全熱交換型換気。マーベックスの澄家DCが標準仕様です。

この換気扇の必要性を簡単に説くと・・・

現代の家は二時間に一回、屋内の空気が外気と入れ替わるように換気が義務付けられています。

換気と言うのは、

屋内の空気を屋外に捨てて、屋外の空気を屋内に取り込む行為。

冬は、

暖かく潤った空気を屋外に捨てて、屋外の冷たく乾燥した空気を屋内に取り込むという事になります。

当然、換気によって屋内の寒くなるし、湿度も下がりますよね。

そこでこの、“全熱交換型” の換気扇の出番。

屋外へ捨てる空気の熱と水蒸気を回収して、屋外から入ってくる空気に移してくれます。

ゆえに室温と湿度の低下を防げるわけです。

1台の熱源(エアコン)で快適な全館冷暖房を行うならば、必須の装備と考えております。

壁内断熱材の施工。高性能グラスウール16k 105mm厚。

渋谷棟梁が隙間なくキレイに充填してくれます。

続いて防湿シートを隙間なく張っていきます。

壁と同様に天井にも防湿シートを施工。こちらは気密層も兼ねます。

この上にセルローズファイバー断熱材を施工していきます。

天井断熱材の厚みは設計値350mmです。

事後沈下も考慮して少し厚めに施工。450mmくらい?

学校給食の時にカレーを多めに盛ってもらえると嬉しかったですよね。

そんな感覚。

このあたりで中間気密測定を行います。

(ダイキョーは全棟2回の気密測定を実施)

測定結果は C値 = 0.10 cm2/㎡ といつも通りの高気密。

渋谷棟梁ありがとうございます。

外装材の施工。定番のガルバリウム鋼板。逆角波の縦張。

いつもお世話になっている腕利き板金屋さんが丁寧に張っていきます。

工事は後半戦。

来年2月には竣工予定です。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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