型枠が解体され、基礎が完成。
いよいよ上棟作業が始まる。
シロアリなどから大事な柱や土台を守るべく、防腐防蟻処理を行う。
人間には無害なタイプで効果が長持ちなホウ酸系防蟻剤が
ダイキョーの標準仕様。
農薬系の防蟻剤よりもこちらの方が断然イイ。
土台を敷いてからでは裏側が処理できないから、
ちゃんと土台を敷く前にやりましょう。
アンカーボルトの穴や継手の部分もしっかりと噴霧器で処理。
あっという間に構造体が組みあがります。およそ1日~2日。
ヒノキの土台、スギの柱、ベイマツの梁。オーソドックスな木造在来工法です。
花園の家と同じく、屋根断熱×小屋裏エアコン冷房とする目論見。
キューワンクラスの躯体と相まって超快適な室内環境になるはず。
屋根のルーフィング張。
隣地に立派なケヤキとイチョウがあるのだが、
落葉がモノスゴイ。相当量の焼芋が出来そうです。
こういう場合は葉っぱが入らないタイプの雨樋にしましょう。
タニタハウジングウェアの“すとっ葉゜ー”あたりが良さそうです。
下の屋根を作る前に耐力面材(ダイライト)を先行して張る。
背が低くて、幅があるプロポーション。ワイド&ローはやっぱりカッコイイ。
上棟式を行いました。
棟梁はダイキョーのエース、折田大工。
祭壇の前で祝詞(のりと)を読み上げます。
その後、モチマキ。
ご親戚、ご近所、たくさんの方々が集まり、賑やかでありました。
なぜか基礎工事を担当した職人さんも混ざっている!!
たまには自分も拾う側にまわりたいと思いました。
きっと子供が喜ぶなぁ・・・
どこかでモチマキを行う予定がありましたら小幡までご一報ください。
その後、酒宴の席まで設けて頂いて、楽しくお酒を飲ませて頂きました。
顔が真っ赤な上機嫌な社長↓
施主様からプレッシャーをかけられる現場担当の佐藤君↓
「C値は0.1cm/㎡でお願い」とかね、もう頑張るしかありません。
そして、施主様から私にも指令が下りました。
「現場の様子ブログは“その二十”くらいまでやっちゃってください」
とのこと。
今まではせいぜい “その十” くらいが関の山。
努力してみます!!
現場の様子(西野の家)その三
2016.11.18 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士