大恭建興

現場の様子(花園南の家) その一

2016.09.16 / 家づくり

先日の完成見学会で来場されたお客様に言われたこと。

「いつもブログ見てます!」
「わからない用語とかが沢山あって半分ぐらいしか理解できてません!」

ついついブログで専門用語を当たり前に使ってしまう自分。
誰のためにブログを書いているのか!?・・・まだ見ぬお客様たちのためです。
その人たちに分かりやすく書かねばならないなと、少し反省。
わかりやすい表現になるように努力します。

花園南の家、工事が始まりました。
地盤調査の結果は“要改良工事”
田んぼを埋め立てて造った分譲地ですからそんなもんですね。想定通り。
環境パイルによる地盤改良を行います。
防腐防蟻処理された木製パイルを地中に圧入する工法で、
一般的な地盤改良工法(湿式柱状改良)には無いメリットが多々あり、
ほぼ標準仕様としています。



柱状改良と比べた場合の具体的なメリットは、、、

①土壌汚染の心配がない(六価クロムなど)
②杭長10m超でも施工可能(超軟弱地盤も対応可)
③遠い将来、杭を撤去しやすい(重機で引き抜ける)

といったところ。
特に③は大切だと思うんです。土地の資産価値にもつながるような話ですから。



地盤改良工事を終えたら“やり方”を作る。
基礎コンクリートを作る際、位置や高さの基準となる木の柵のようなもの。



地面を掘って、砕石を敷き並べて、防湿シート敷く。



その上に断熱材を敷いて、鉄筋を組み立てる。
鉄筋検査ののち生コンクリートを打設します。



今回も耐圧板と立ち上がりを一体打設します。俗にいう“一発打ち”
普通は2回に分けて打つんですが、
こうしたほうが強度も耐シロアリ性もより良くなる。
施工に少しコツが必要ですが、慣れればなんてことはないようです。



コンクリートの硬化を待って、型枠を外す。
これで基礎が完成。キレイな打ちあがりです。
先行して配管屋が排水管を施工し、土台敷きに続きます。



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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