大恭建興

現場の様子(稲保の家) その三

2016.06.15 / 家づくり

土台を敷いていく。
ヒノキ材+防腐防蟻剤(エコボロン)処理。
最近世間でも増えつつあるホウ酸系防蟻剤です。
従来の農薬系との違いは下記の二点。

①従来品は5年程度で揮発分解して効果がなくなるが、
  エコボロンは無機物なので分解しない。だから効果が長持ち。
 
②人間に無害とされている。揮発しない。
  基礎断熱+床下エアコン暖房の場合、防蟻処理された木部に空気が触れる。
  農薬系の場合は揮発した成分が人体に好ましくない。

継手や仕口にも噴霧することで隅々まで確実に処理します。



建て方。
大勢の大工で一気に組み上げる。
この規模の木造在来工法の建物だと
1日~2日であっという間に形になります。
何事もなく無事に上棟。



母屋や垂木といった木構造をそのままあらわし。軒裏が木質になる。
杉材にウッドロング塗装。
木の成分と塗料が反応し、徐々に色味が深くなっていく。



上棟後、速やかに屋根のルーフィングを張る。
これを張れば雨をしのげます。
風で飛ばされないように抑え木を打つ。



外周部はすべて耐力面材(ダイライト)を張る。
「地震、台風、火災に強い」と書いてあります↓
専門家が言うと難しい表現になりがちですが、
簡単に言えば確かにそういう事です。



大工工事が続きます。。。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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