大恭建興

現場の様子(中貫の家) その九

2016.02.12 / 家づくり
中貫の家、オープンハウスの日程が決まりました。
2月27日(土)と28日(日)の二日間。
Q値1.0を下回る超高断熱の家。小さな床下エアコン1台で家中ポカポカ。
省エネ性が高くて冷暖房コストも大幅に低減できます。
こういった家は真冬に見学会を行う事に意義がある。
ぜひご来場ください。

その後の見学は予約制で、春まではモデルハウスとしてお借りする予定です。
見学会に向けて現場は大詰め。



中間の気密測定も良好な結果。
C値は0.2cm2/㎡
各業種の気密化工事を普段以上に徹底して行いましたが、
目標のC値0.1cm2/㎡には届かず・・・
躯体の気密化はやれるだけやったので、あとはサッシでしょう。
リビングと吹抜にある引違サッシが怪しい。
引違窓は構造上、完璧な気密化が難しいんです。
まぁここまでくると実燃費に影響は無いので、自己満足の領域ですが。



今回の内装はすべて塗壁です。
吸放湿性に優れ、嫌な臭いも吸着してくれる。塗壁バンザイ。
ベースはプラネットウォール(西洋漆喰)で一部、珪藻土DIY。
ドゥーイットユアセルフということで、施主様みずからがコテを握ります。
先日、塗壁のイロハを施主様にレクチャーしてきました。
まずはネタの練り方から↓



塗壁作業は習うよりも慣れろ的なモノです。
塗る作業よりもマスキングやパテ処理の方が大変。
今回はパテ処理をプロにやってもらったので、そこはラクチンです。
完璧を求めなければ、塗壁は素人でもそれなりにキレイに仕上がる。
ムラや凸凹も味のうち。
あばたもえくぼということで。



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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