壁断熱材(セルローズファイバー吹込)の施工 ~ 防湿シート施工 ~ 細部気密テープ処理 ~
景色の良い南側は大きな窓を随所に計画しています。
基本的にはトリプルガラスの窓を使いますが、
南面は日射取得面という事で、
日射熱を通しやすい複層ガラスを用い、冬季日射取得量の増とコストダウンを図ります。
ハコダケ仕様はイニシャルコスト(建築時の費用)を抑えるという設計意図が強く、
コストパフォーマンスの最適化を常に考えています。
天井断熱材施工。
セルローズファイバー350mm厚。
天井の吹込断熱は壁のそれと違って高密度施工が出来ない。
(天井はフワッと断熱材が乗っている感じ)
(壁はパンパンに詰まっている感じ)
フワフワゆえに施工直後の自沈があり、断熱材厚が薄くなることもあります。
なので設計値よりも厚めに施工し、
その後沈下があっても設計値を下回らないように配慮しています。
床断熱工法の家には、
足ざわりが柔らかくて暖かい針葉樹系のフローリングをおススメしております。
冬場のヒンヤリ感軽減に効果もあり、ハコダケ仕様の家にはベストマッチ。
今回は杉の赤身材オイル仕上。白身のない均一な赤身が魅力です。
外壁はウッドロング魚沼杉を全面採用です。
こちらも耐久性の高い杉赤身材をウッドロングエコに漬け込んだもので、
自然な経年変化が楽しめる、素朴でステキな外壁材であります。
さすがは豪雪の小千谷市、先日の大雪により屋根雪は2m程に達しました。
サラサラのパウダースノーだったので耐雪荷重に余裕はありますが、
追加で降ったら怖いので中静棟梁に雪下ろしを依頼。
大工工事の最中、お疲れ様です。
雪下ろしはこれで最後にしたいですね・・・