このブログでは新築工事やリノベーション工事ばかり紹介しているので、
新築工事や大規模リフォームメインの工務店と思われがちですが、
規模の大小かかわらず、リフォーム工事のお仕事も少なからず頂いております。
そういったリフォーム工事は弊社社長が担当する事が多く、
あんまりブログなどの情報発信が得意ではないので、
たまには私が代わりにリフォーム工事を御紹介。
ここ最近の案件。
築25年ほどの木造戸建て住宅の外装リフォームのお仕事。
屋根や外壁が傷んできたので、リフレッシュしたいとの御相談です。
傷み具合を確認後、何をどこまで修繕するのか、
双方で相談しながら内容を決めていきます。
今回の外装リフォームメニューほぼフルコースという内容です。
〇錆び始めた金属サイディングを撤去、新たにネイビーブルーのガルバリウム鋼板を施工。
〇錆び始めた屋根板金を撤去、新たにガルバリウム鋼板を施工。
〇傷み始めた破風板はガルバリウム鋼板で被覆。
〇汚れが目立ち始めた軒裏のケイカル板はペンキを上塗り。
〇劣化した雨樋は全て交換。
玄関ポーチまわりはアクセントで木質系の仕上げとしました。
杉の赤身材にウッドロングエコを塗布したダイキョー定番仕様です。
人目に付きやすい部分に天然木を使う事で、柔らかい印象になりますね。
建築当時はまだガルバリウム鋼板がメジャーではなく、
通常の亜鉛メッキ鋼板の屋根葺が多かったようです。
築27年でリノベーションした自宅の屋根も同様でしたが、
20年超えた頃から一気に赤錆が出てくる印象。
今回は錆びた板金を剥がして、ガルバリウム鋼板で一新。
場合によってはローコストに行う方法として “上張り” という手もあります。
古い外壁や屋根材を剥がさないでそのままにし、
新しい外装材をその上に張るという事なのですが、
建物全体の重量が増えてしまうため、耐震面で好ましくありません。
(ダメとは言いませんが)
予算が許すならば古い外装材を剥がしてから、新しい外装材を張った方がベターかと思います。
(防火関係の法律に抵触する可能性もあるので専門家に要相談)
ここまで全面的に工事を行えば、当面の間、外装リフォームの必要は無いでしょう。
ダイキョーはあなたの街のリフォーム屋さんです。
規模の大小かかわらず、ぜひお気軽に御相談くださいませ。