お引渡し後、初訪問。
例の大寒波が襲来した日にお伺いしましたが、
猛吹雪&冷え込みが半端ではなかったです。
外気温は氷点下1℃、体感温度はかなり低く、とっても寒い。
路面は凍結してツルッツル。
(大げさでなく)息ができない位の吹雪で、
北側の外壁やサッシは凍り付いてました↓
そんな過酷な外部環境でも、屋内は快適そのもの。
トロトロ運転の床下エアコンにより、
屋内はほぼ17℃をキープ。
室温よりも床面温度の方が高いので体感温度はもうちょっと上。
そしてエアコンの能力的にはまだ余力がある感じ。
温度設定をもっと上げればもっと暖かくなるでしょうが、
省エネ運転ということで。
凍り付いていた窓も屋内側に結露ナシ。さすが樹脂サッシ。
↑昇降ポールもしっかり機能している様子。
床下エアコン暖房ですが、1年目は慣らし運転です。
真価を発揮するのは2年目以降。
なぜならば!基礎コンクリートには大量の水分が含まれていて、
それらが蒸発するまではコンクリートが暖まりづらいから。
エアコンの熱エネルギーが水分の蒸発潜熱として奪われてしまうんですね。
だから初年度の暖房期間は屋内の湿度が上がり過ぎることも。
暖房システムの特性を理解して、上手に付き合って頂きたいと思います。
外気温は氷点下
2014.12.20 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士