スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2019.09.20
HEAT20 G3グレードの作り方

以前、G3グレードについてブログに書きました↓

まだ最終決定ではないようですが4~5地域でUa値0.23W以下が基準となりそうな雰囲気。

(新潟県内はほぼ4~5地域に該当)

現在プランニング中の実物件で検討してみました。

南面に庭を確保し、

LDKは南面に配し、

南側に大開口を設けた、

パッシブデザインの教科書的なプラン。

メインの窓が大きい分、寝室や子供部屋などの窓は小さくしています。

(熱損失と初期投資をなるべく抑えたいから)

(意外と無駄な窓って多いと思う)

 

今回も定番の付加断熱とトリプルサッシでG2グレードをクリアするつもりです。

 屋根天井:セルローズファイバー 350mm厚

 外壁:高性能グラスウール120mm(柱内) + 105mm(付加) = 225mm厚

 基礎:PSF3種 100mm厚

 窓:樹脂トリプルサッシ(APW430)(全方位)

という仕様。

これでもUa値=0.25Wを達成しているので、十分高性能。

で、こいつをG3グレード(Ua=0.23W)までアップグレードしようと思い、

Q-pexをこねくり回すわけですが・・・

投資に対する性能の向上曲線が緩やかになり、

断熱材を良いものにしたり厚くしたりしてもなかなか数値が稼げません。

現場での施工性やコストを考えながら現実的な仕様を考えてみました。

 屋根天井:セルローズファイバー 400mm厚

 外壁:高性能グラスウール120mm(柱内) + 120mm(付加) = 240mm厚

 基礎:PSF3種 100mm厚 + 外断熱PSF特号 60mm厚

 窓:樹脂トリプルサッシ(APW430)(全方位)

ハニカムスクリーン等の断熱補強は一切ない裸状態で、Ua=0.23Wを達成。

めでたくG3です。

このくらいの断熱仕様ならば建築コストも許容範囲か??うーん、悩ましい。

基礎コンクリートの外断熱はお金かかるしなぁ。後日しっかり積算してみます。

また、全室に窓をたっぷり欲しい場合は窓からの熱損失が大きくなるので、

この仕様でG3は難しいですね・・・

多種多様なプランでG3をクリアするには、外壁仕様のワンランクUPが必須でしょう。

付加断熱材をフェノールフォーム100mm厚にするとか、

グラスウールマットを二重(240mm)にするとか。

後者は外壁の厚みが400mmを超えてくる(笑)

一般住宅では考えられないような超断熱仕様ですが、これも時代の流れでしょう。

ダイキョーはG3もやれますよ!!

 

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士

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