去年の夏にお引き渡しした刈羽の家。
一年点検に伺ってきました。
杉板張りの外壁もいい具合の色合いになってきました↑
この板張外壁、ウッドロングエコという木部保護材を塗ってあります。
これがまた独特な風合い。塗り立ての頃よりも建物に馴染んでますね。
刈羽の家は沿岸部に立地しているので塩害を想定した外装選定をしてます。
木壁は杉の下見板張り+ウッドロングエコ塗布。
左官壁はオメガアクロフレックスのコテ塗り。
屋根は雨による洗浄効果を期待して通常のガルバリウム鋼板。
築後、一年経過しましたが外装材は健全な状態です。
内部の方の点検としては・・・
・壁や天井のクラックの点検・修繕
・建具の点検・調整
・サッシの点検・調整
・設備器具の点検・調整
など。
定期的に手入れをしていけば家は長持ちします。
さらに欲を言えば“修繕費用の積み立て”もぜひしていただきたい。
どんな建築物も、いつか必ず大規模な修繕が必要になり
それなりのお金が必要になってきます。
スクラップ&ビルドの時代はもう終わり。
20年、30年、と長いスパンで考えておくと良いですね。
1年点検
2012.08.08 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士