大恭建興

現場の様子(高見の家)

2012.04.09 / 家づくり

高見の家、工事は着々と進みます。
今回もボード気密工法なので↓断熱材は繊維系。グラスウールです。
アクリアウールという名の高性能16kg品で、撥水処理も施してあり
従来品よりも湿気に強いということになってます。



慣れた手つきで丸山大工が施工していきます。
普通のグラスウールはガラス繊維が肌に刺さってチクチクしますが、
アクリアはチクチク感が少ない。大工にやさしいです。
壁は100mm厚、天井は200mm厚。計算上Q値は2.0を余裕で下回ります。



断熱材を入れ終わったら、その上に防湿シートを張ります↓
壁体内に水蒸気が入らないようにガードし、内部結露を防ぎます。
防湿シートは非常に大切で、これが無ければグラスウールによる断熱は成り立ちません。
が!!・・・これをおろそかにしている建築業者が少なからずいらっしゃいます。
要チェックな部分です。



外壁下地の木材が付きました。ここに外壁材を釘止めしていきます。



外壁を貫通する箇所には、入念な防水処理を施します。↓
雨水が入りやすい部分(窓まわり、パイプまわり)に使う防水部品で、
“ウェザータイト”という商品名。
より確実に防水するために標準仕様としています。
雨漏り対策にやり過ぎはありません。



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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