高見の家。
基礎鉄筋の組立が完了。
外部検査機関による鉄筋検査と写真撮影を終え、ベースのコンクリートを打設しました。
コンクリートが硬化次第、立ち上がりの型枠組み~生コン打設~養生~脱枠。
段々と暖かい日が続くようになってきたので、監理するのも気が楽です。
生コンは気温0℃以下で凍ります。凍ったらアウトで、
強度の無い、もろいコンクリートになってしまうのです。
そんな状態を“凍害”と呼んだりします。
朝夕の冷え込みが厳しい冬季、気温が氷点下になるのは容易に想像がつきます。
そういう時の基礎工事は、保温マットを基礎にかぶせたり、
シートで囲って中でストーブを炊いたりと様々な方法で生コンを暖めます。
そんな凍害対策も春になれば不要。
気持ちのいい季節がもうすぐやってきます!
現場の様子(高見の家)
2012.03.08 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士