大恭建興

ナイフを持った小学生

2019.03.27 / 家づくり

我が家の長男も来月から小学校3年生。

ついこの間生まれたばかりの様な気がしますが、時の流れは速いものです。

もう少しすると反抗期か・・・!?

 

そんな長男に最近、ナイフを買い与えました。

「工作で使いたいしキャンプでお手伝いするから買って!」と言うので。

やっぱり男の子だからこういう刃物って憧れるんですよね。

道端の木の枝を集めて、削って、焚火に火をつける、というミッション。

危なっかしい手つきでナイフを動かす。いつか手を切るだろうがそれも経験。

モーラナイフは箱だし状態でもよく切れる。

木くずに火をつけて、少しづつ火を育てる。

火の扱いは知っておいて損はない。

学べ息子よ。

良いか悪いかは置いておいて、私の子育て方針は「実践して体験して学べ」であります。

刃物の扱いを誤れば怪我をする。火の扱いを誤れば火傷する。失敗して学んでいくんです。

昨今はそういった危険からただ単に遠ざける事が多く、そんな当たり前の事を知らない子供達が沢山いますから。

もちろん子供を危険から守ってあげる事も重要ですが、そればかりでは経験値が足りないですよね。

 

住宅設計で言うところのキッズデザインなんかも個人的にはあまり好きじゃない。

屋内のあらゆる角を排除し丸くしたので安全です!

指の挟みこみを防ぐ安全なドアです!

落書きがサッと落ちる壁紙です!

などなど。

(もちろん御要望があれば喜んで対応します)

危険性や、やってはいけない事を教えるのが子育てなんじゃないかと私は思うのです。

(あくまで一個人の意見です)

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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