中華そばと炙り親子丼 すばる屋 に行ってまいりました。
もともと東区に店を構えていたけど、今年の初めに北区の新井郷川沿いに移転してきたようです。
移転後初めて伺ったのですが、ちゅ、駐車場が狭い……。
以前の店舗はスーパーの駐車場と兼用だったため、かなりゆとりがあったのですが現在は3台程度の駐車スペースの模様。なので車で伺う場合はできるだけ混雑する時間を避けるのが吉だと思います。
お昼時よりは少し遅めの時間でしたが店内は満員。
イチオシのメニューは店名からわかるように、中華そばと炙り親子丼。
と思ったらメニューには白醤油ラーメンがおすすめとの記載。せっかくなので店主イチオシの「白醤油と小親子セット(+50円で親子丼を炙り親子丼に変更)」を注文しました。
注文から到着まで待ち時間がありましたが、ラーメンだけでなく丼もあるのでこれは仕方ありません。
白醤油と小親子セットの到着。
親子丼を覆っていた蓋を外すと同時に、出汁の効いた親子丼と魚介の強い(特に桜海老)白醤油ラーメンとの香りの重なり合いに、得も言われぬ高揚を覚えます。
白醤油ラーメンも炙り親子丼もかなり香りが強いけどそれらは全く喧嘩しておらず、味の高みを想像させるばかりです。
白醤油ラーメンは名前のわりに醤油っぽさは控えめ。魚介系の出汁と塩のタレがメインのスープで、桜海老が香りと風味にかなり効いてきています。
味は濃すぎず薄すぎず…でもわりと脂っ気があります。濃いめ好きな自分的にはちょうどいい塩梅。
麺は中細で、わりと固茹でコシ強め。スープとよく絡んでいい感じ。
トッピングは豚バラチャーシューと煮玉子、刻み葱とメンマ、板海苔と桜海老です。
豚バラチャーシューは赤身と脂身が半々くらい。炙ってあったのかわからないけど、香ばしさを強く出しつつスープの味を拾ってくれていい感じ。
トッピングの桜海老とは別で、焦がした桜海老(違うかも…)がスープの中に漂っており、それの強い香りとうま味がこのラーメンの全体の雰囲気を構成していました。
とってもおいしい、あっという間に完食!
そしてセットの炙り親子丼です。ある意味本命。
蕎麦屋なんかではめんつゆの煮かえしを用いることで旨いカツ丼や親子丼を提供している、というのはよく聞く話ですが、ラーメンでもそういった親子丼とのつながりがあるのでしょうか?
見た目の美しさもさることながら、ボリュームもセットメニューとしては十分な感じ。
甘じょっぱいタレにかき回されたトロトロの玉子と柔らかい鶏肉。
これまでの人生でそれほど多くの親子丼を食べてきたわけではありませんが、間違いなくNO.1かNO.2のお味でした。
人によっては少ししょっぱさを感じるかもしれませんが、それでも強くお勧めできます。
親子丼をほめたたえる語彙がないのでこれくらいにしておきますが、ラーメンも親子丼もかなりハイレベルなすばる屋。ぜひ皆さまにも行っていただきたいです。