らあめん福楽 にいってまいりました。
燕三条駅に近く、八号線を走るとちらっと見える福楽。話には聞いていたし気になってもいたけどなかなか行けず…。
いつもお世話になっている業者さんがものすごくおススメしてくれたので、ちょっと気合を入れていってきました。(現場からは少し遠い)
レトロな外観にぐっときます。まさに地場のラーメン。
地元民と二人三脚で歴史を重ねてきた感じがたまりません。
ちょうどお昼時に来店。カウンターが少し空いているくらいの適度な込み具合。
結構なお年だと思いますが、店主とその奥さんの元気で暖かさのある接客がとても心地よいです。
前情報でメンマラーメンがおいしい!と聞いてはいたのですが、ちょっと保守的な気持ちが出てしまいチャーシュー麺を注文。
注文の際、チャーシューは赤身か赤と白の合わせどちらがいいですか?と聞かれたので赤白合わせを選択。赤身のみの選択ができるのは脂身が苦手な人にとってはうれしいはず。
見事なまでに使い古された椀。所狭しと敷き並べられたチャーシューの上にはメンマ・ほうれん草・わかめ。
割と厚みのある油の層は表面できらきらしており、その下にうっすらと茶褐色のスープが見え隠れしています。
スープは豚骨っぽい?動物系の出汁ベースに醤油。表面の油はあまり食べたことのない味に感じました。
薄味で脂っこさがあるけど、旨味がしっかり後からついてくるので嫌な感じは全くなく、するすると飲めてしまいます。
中細のちぢれ麺は適度にコシがあってスープとよく絡みます。
チャーシューは注文通りの赤白ミックス。脂身の甘みと赤身の歯応えは心地よく、スープの旨味と相まって箸が進みます。
話題のメンマ。これは確かに美味しい…。スジっぽさは全くないのに、メンマ特有のコリコリした歯応えは残っている。そして極太なのに味が芯まで染みている…。
メンマが主役のラーメンは想像ができませんでしたが、これならたしかにメインを張れるでしょう。
気が付けば完食。とても美味しかったです。もっとメンマ食べたかった…。
次はメンマラーメンを食べてみようと思います。
なお、らあめん福楽は今年いっぱいで閉店とのこと。来年より弟子に店を譲ってらあめん福丸に生まれ変わるそうです。
おそらく大きな味の変化はないだろう…と思うのですが、現店主とその奥さんが作り上げた暖かい雰囲気も福楽の魅力だと思うので、ぜひ皆さまにも今のうちに福楽に行ってみていただきたいと思いました。