社長ブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2026.08.27
現場の様子(浦の家) その二

“浦の家” 

浦(ウラ)で思い出したのですが、

ウサギの草むしりスキルが一段階UPし、3級から2級になったそうです。

草むしり検定は難関資格と聞きます。さすがです。

「草むしり検定2級のカードホルダー出たらしいよ?買っておこうか?」とマイワイフ。

ご理解ご協力ありがとうございます。

“浦の家”

地盤調査の結果、改良工事は不要判定でした。

軟弱地盤が多い田園地帯でも、古くからある集落は地盤が良い傾向にあります。

また、道路挟んでお向かいには神社が建っておりましてこれも地盤が強いエリアの特徴です。

それなりの築年数であろう神社仏閣が健全に建っているのがその証明となります。

先住民「このあたりの地盤は良さそうだから家を建てよう」

ということでしょうか。

どのようにして地盤の良し悪しを判断していたのか。すごいぜ昔の人。

今回は床下暖房しないから通常のベタ基礎です。

掘削 ~ 砕石転圧 ~ 防湿シート敷設 ~ 捨てコン打設 ~ 外周部型枠組立 ~

鉄筋組立 ~ 配筋検査 ~ 内部型枠組立 ~ アンカーセット ~ 

アンカーチェック ~ コンクリート打設(一体打設) ~

ベタ基礎のスラブと立上りを一体打設とすることでコンクリートの打継がなくなり、

シロアリの侵入ルートが激減します。

また、設備配管のコンクリート貫通部はすべて基礎立上りに設置しているので、

土中に配管貫通部はありません。

目視出来ない部分から白蟻が入る可能性はほぼゼロであります。

外部足場設置を設置してから土台を敷いていきます。

地面に近い木部には一定の白蟻や腐朽のリスクがあるから、

土台や柱に一定の防腐防蟻性能(耐腐朽耐白蟻性能)を持たせるべきです。

ダイキョーの場合、基本的に長期優良住宅の認定を取得しており、

住宅性能表示制度の劣化対策等級3(最高等級)というのが必須要件となります。

これを満たすと75年~90年は構造体が健全に使えると教科書に書いてあります。

(個人的には疑義ありですが)

要件を満たす方法はいくつかあるんですけど大まかには下記二択。

耐久性の高い樹種(耐久性区分D1)を使用するか、防腐防蟻剤を噴霧するか。

ダイキョーでは両者併用で対応することが多く、

土台はD1樹種使用、柱はホウ酸による防腐防蟻処理、が定番仕様です。

前述の一体打設ベタ基礎を併用するれば鬼に金棒であります。

そんな感じで足元をガッチリ固めてから、家が建っていくんですね。

大工とクレーン車が連携して柱と梁を組み立てていきます。

無事に上棟しました。M様おめでとうございます。

切妻屋根のピーク部でも7m以下、軒先で5.2mほどと、

むやみに背を高くしない低重心デザインがGOODです。

 

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士