昨年末に竣工お引渡と相成りました “城内の家”
簡単に各部の解説をしていきましょう。
リビングに入りまず目を引くのがFRPグレーチングの天井。
日当たりの良い2階に大窓を設け、そこからの自然光が1階のリビングへ落ちてくる設計です。
FRPグレーチングを透過してきた自然光は、絶妙に柔らかい雰囲気でGOOD。
一見すると窓が少なく暗そうな印象のリビングですが、
自然光だけで十分な明るさを確保しております。

2階から1階を見下ろすと、
自然光が下に落ちている様子がわかりますね。
FRPグレーチングの強度はバッチリ。たわむこともありません。
木製スノコ床よりも堅牢で安心感あります。
また、1台のエアコンで全館暖冷房を行う場合、
このような床ならば吹抜と同様に空気が自然対流するので上下階の温度ムラも抑えられます。

キッチンはL型の壁付スタイル。
対面配置と比べると壁付配置の方がスペースを効率的に使えるし、
配膳などの動線も最短で済みます。
ダイニングテーブルを作業台としても使えてそれもまた便利。
上質な木製キッチンを見せる(魅せる)という意味でもいいあんばいです。

南面大開口から取り込んだ自然光は1階のリビングへ落としつつ、
2階の個室にも採光窓を設けて明かりを届けます。
一つの窓で二度おいしい的な発想です。
高性能住宅の窓はトリプルガラスやら高断熱フレームやらで相応に高額ですし、
壁に比べたら熱損失も大きい部位ですから、
無理のない範囲で窓は少ない方がいい。
たくさん窓があって屋内が明るいのはあたりまえです。
貴重な窓を丁寧に計画したいものです。

豪雪地帯ということで屋根上の設計積雪荷重は2.5mで構造計算、
さらにアイディールブレーンの制振テープも採用し
繰り返しの地震に耐えうる頑丈な構造体となっております。
アルミカーポートの方も住宅部と同じく2.5mの積雪まで耐えられるモノを選定。
一般的なアルミカーポートというとドカ雪時に雪の重みで壊れてしまうイメージがありますが、
最近の商品はなかなか頑丈でして、
YKKAPのジーポートproは最大3.0mの積雪まで耐えてくれます。

・許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.5m時) ※制振テープ採用(アイディールブレーン)
・Ua値 0.24W/㎡・k(Q-pex5.00) ※HEAT20G2グレード 断熱等級6
・C値 0.11cm2/㎡(建物条件1にて竣工時実測)
・床下エアコン1台による全館暖房
・壁掛エアコン1台による全館冷房
・認定長期優良住宅

