スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2025.09.08
現場の様子(小千谷栄町の家) その二

子猫を飼い始めてから一か月が経ちました。

家族みんな、帰宅したらまずは猫と戯れます。

そんな感じで相変わらず可愛いんですけど、

何だか睡眠時の姿勢が独特で、人間のように仰向けなんです。

少し気味が悪いです。

猫と言うと、うずくまって眠るイメージがあったのですが。

“小千谷栄町の家”

大型リフォーム工事も終盤戦。

建築工事はほぼ終わり、クリーニングが入りました。

残るは細部の修正&調整作業と外構工事。

新旧がうまく馴染んだように思いますが、いかがでしょうか。

猫様の爪とぎで傷だらけになっていた既存の杉柱は、

マニラロープ(麻縄)を巻き、爪とぎタワーと化しました。

あらゆる素材のなかで、最も猫が爪を研ぎやすいのがこのマニラロープ(麻縄)なんだそうです。

これなら引っ搔いても傷みにくく、

自然素材のインテリアにもいい具合に溶け込みます。

ただ、施工した大工達は愚痴る愚痴る。

小倉大工「これ超大変、専務もやってみてよ!!」

私「いや、結構です。」

縄にテンションを掛けながらグルグルと柱の廻りを歩き、

凸凹が出ないように縄を金槌で叩いて調整しながらの作業。

たしかに楽じゃなさそうです。おつかれさまです。

もともと自然素材内装の家ということで、

なるべくその雰囲気を踏襲したかったから、

壁はローラー塗りの漆喰仕上げ。

もちろんビニールクロスなんて使いません。

大粒の骨材で表面の陰影がわかりやすく、

手塗りの自然素材であることを主張。

トイレ内装はモイス仕上。

モイスとは・・・

吸放湿効果、消臭効果、防カビ効果、

屋内環境をいいあんばいに整えてくれる、

自然素材由来の白い板状の仕上材料。

ただ、ヌリカベ材と同様に多孔質な材料なので、

清掃性に難がありまして、液体が染み込むと簡単には落ちません。

水跳ね部は汚れを吸わないように専用コーティング剤(モイスコート)を塗布。

玄関土間と床の段差が大きすぎるということで、

踏石を設置して段差軽減。庭に転がっていた大谷石を利用させて頂きました。

実は私、自宅の玄関土間にも大谷石を張るくらい大谷石が好きなんです。

穴だらけで凹凸が多く表情豊かで、

重厚感がありつつ柔らかい雰囲気も兼ね備えていて、

栃木県に行けばテーマパークがある。

大谷資料館 – 大谷石の歴史と巨大地下空間

すばらしい天然石です。

リフォーム前はLDK一体空間のオープンな対面キッチンとなっておりましたが、

今回はあえてキッチンを独立させております。THE別室。サザエさんち的な。

イマドキの間取りだとキッチンはリビングダイニングと一体空間であることが多いから、

これはこれで新鮮です。

独立キッチンにした狙いはいくつかありまして、ひとつは猫のいたずら対策。

昔実家で飼っていた黒猫はゴミ箱を荒らしたり、人間様の食べ物を盗み食いしたり、

悪事の限りを尽くしておりました。

猫に性善説が通用しないのは私も知っています。

キッチンを別室にして扉を閉じて物理的にブロック!!これなら入れまい。

いつもの便利なアレももちろん入ってます。

ボッシュの上面操作タイプは正面がスッキリしていてカッコイイ。

幅は600mm一択。

まな板、フライパン、ボウル、何でも入る。

キッチンの正面には、

ネイティブディメンションズ鈴木さんへのリスペクトを込めて、

タバコ屋窓を配置しました。

久しぶりのアンダーセンの木製サッシ。

庭で外ゴハンをするときに、ここから食材をサーブするとほら便利。

残るは外構工事。

ウッドデッキを組み立てたり、石を敷き並べたりする予定です。

完成へ向けてラストスパート!!

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士