大恭建興

リノベ現場の様子(希望が丘南の家) その三

2024.12.09 / 家づくり

ダイキョー事務所の打合せスペースの椅子を一新してみました。

御近所にあるオーダー家具屋さん、

nine/九里家具製作所 の定番デザインのモノを4脚。

奇をてらわない安心感のあるデザイン、質実剛健なオーラ。

地元の腕の確かな職人が作る、一生モノの椅子です。

来て見て触ってみて、気に入ったらnineさんで注文してください。

About | 無垢材のオーダー家具・オリジナル家具|nine(ナイン)|

“希望が丘南の家”

気密断熱工事完了後、

室内建具枠や窓枠を設置して、内装下地の石膏ボードを張り進めて行きます。

幅を測る男前な棟梁。

ここまでくると古い柱や梁が見えなくなり、

表面に見えてくる部分はほとんど新設されているので、見た感じはほぼ新築です。

あとは造作家具を設置したら、大工工事はほぼ完了。

桝谷棟梁、ありがとうございました。

天井断熱材の施工。

小屋裏に入り、セルローズファイバーをブローイングします。

目盛を設置して施工厚さを確認。

設計値は350mmですが、

実際は450mm以上の厚みで施工されていますね。

太っ腹な業者さん・・・ではなくて、

この断熱材の特性上、施工後にいくらか沈下するので、

それを想定して厚めに施工してもらっているという話です。

新設する外壁はグレー色の板金(ガルバリウム鋼板の角波裏折)です。

上から下まで一枚物だから継目も無く、汚れも目立たず、

経年変化も最小限、凍害も起こりえない、軽くて地震に強い。

こうしてメリットを書き並べてみると、

優秀な外装材だという事がわかりますね。

昨今の鋼材の値上がりを加味しても、価格的な優位性はまだ十分にある。

非常にコストパフォーマンスの良い外装材と言えるでしょう。

既存屋根は瓦葺。セメント系の平瓦ですね。

パッと見キレイに見えますが、よく見ると表面の劣化が始まっている様子。

瓦そのものが健全なウチに塗り替えようという事で、再塗装を行います。

高圧洗浄機で苔や汚れを落としてから、専用の塗料をヌリヌリ。

錆びた雪止金具は研磨してから再塗装。

黒光りする綺麗な瓦屋根になりました!

何でもかんでも撤去&新設ではなくて、

まだ使えるモノは手直しして使い続けるという選択もアリ。

現実的な費用感でリノベーションを行うにはこういう判断も必要です。

外装の最終チェック後、外部足場を解体します。

外観があらわになりました。

板金外壁一辺倒では冷たい感じがするので、

玄関ポーチまわりは木製外壁を張ってアクセントとしております。

ホワイト色のサッシもメリハリが効いていていい感じ。

ここから竣工に向けて各種仕上げ工事を進めて行きます。

また、来年1月にオープンハウスを予定しております。

施主様の御理解御協力に感謝。

詳細は追ってウェブサイトの方に掲載しますので興味ある方は要チェックです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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