スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2024.11.01
現場の様子(新保の家) その二

“新保の家”

基礎工事について。

いつも同じことばかりを書いても退屈なので、少し詳しく書いてみます。。。

ダイキョーでは床下エアコン暖房を採用するケースが多く、

床下空間を暖めるわけなので、その場合、必然的に基礎断熱工法となります。

その基礎断熱にも種類があって、

➀基礎の内側に断熱材を張る方法

➁基礎の外側に断熱材を張る方法

➂基礎の内外両方に断熱材を張る方法

の3パターンが考えられます。

どれも一長一短ありまして、

ダイキョーでは➀の基礎内断熱を基本としております。

 

 

 

 

温熱的には➁~➂が理想です。熱損失を抑えやすく、基礎コンクリートへの蓄熱も期待できる。

しかし、基礎外断熱(➁~➂)は白蟻が入りやすいというリスクがありまして、これがとても厄介。

外側に張る断熱材は防蟻処理されたモノが必須となり、そのような商品は割高です。

更に仕上モルタルを施すので材料費と人件費が更にかかるのであります。

(その断熱材の防蟻性能をどこまで信用できるかという話も・・・)

現状、断熱性能&防蟻性能&費用のバランスという事で、➀の基礎内断熱を採用しているんですね。

さらに、基礎はベタ基礎の一体打設工法とすることでコンクリートの打継を無くして、

白蟻の侵入を完全にブロックし、万全を期しております。

あと、地中梁工法としているのもポイントです。

床下暖房を行う場合、

基礎内部の立上りをなるべく少なくして開放的な床下空間としたいところ。

暖気が巡りやすくなり、温度ムラも抑えられます。

しかし、むやみに基礎立上を無くしてしまっては基礎構造が成立しませんので、

基礎立上の代わりに地中梁を設けて、スラブ区画を成立させております。

下の写真を見ると、基礎内部の立上りが少なく開放的な様子がわかるかと。

人間が動き回るのも容易で床下空間の点検もやりやすい。

そんな意図で作られた基礎コンクリートの上に木の骨組みが載りました。

祝上棟です。

“新保の家” の現場ブログはいつもと趣向を変えて、

設計意図解説ブログとして掲載してみます。

次は木構造について、書いてみたいと思います。

ちなみに棟梁は渋谷大工。

渋谷チーム、作業スピードが速い。

建て方作業一日目で屋根がかかりました。。。

 

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士

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