大恭建興

現場の様子(佐藤くんち) その二

2024.10.07 / 家づくり

現場の様子(悠久町の家) その一|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興 (daikyo-kenko.co.jp)

“鰹そば田ヶ久保” で食べた削りたての鰹節が忘れられなくて、

手削り入門セットを購入してしまいました。

鰹節の原木には数種類あるらしく、

荒節 < 枯節 < 本枯節 という順に高級になっていくとか。

一番おいしいのは本枯節らしいので、とりあえず適当に選んでみました。

削り器+本枯節2本のセット。楽天市場で¥8,000程で購入。

ピンからキリまであるのでどれを選んだら良いか、よくわかりません。

評価ボチボチの中庸な商品にしてみました。

早速削ってみましょう。

あれ?なんかちがう・・・

先日ラーメン屋で食べたやつはもっとこう、

絹のように薄くて滑らか、熟練大工の鉋屑みたいなビジュアルだったんです。

粉も沢山出てしまうし。ちがう、こうじゃない。

これではもはや鉛筆の削りかすです。

口に入れても厚くてゴワゴワしていて美味しくない。これは出汁用にまわそう。

「日本鰹節協会推奨」と書いてあったので削り器の品質に問題はないはず。

疑うべきは私の腕前。刃の調整と練習が必要なようです。

薄く削れるように頑張ります。

その後、

「けずりたて」のワードに触発されて、

「おろしたて」にも手を出してしまいました。

そう、ワサビです。

近所の角上魚類に置いてあるのは前から知っていました。

今までは「こんなの誰が買うんだよ?」とスルーしていました。

そんな自分がまさかこれを買う事になるとは・・・

おろし金でおろすだけだから、これは簡単です。

辛みはマイルドで、香りや瑞々しさの方が強い感じ。

先日釣ったアオリイカの刺身と一緒に食べましたが、いいあんばいです。

“けずりたてとおろしたて” なんだか良さそうです。

またひとつ、大人の階段を登ってしまいました。

さて “佐藤くんち” の話をしましょう。

着工から上棟までの流れをダイジェストで簡単に。

環境パイルS工法による地盤改良。

基礎はいつも通りの地中梁仕様の一体打設ベタ基礎。

やり方 ~ 基礎根切 ~ 砕石敷均 ~ 防湿シート敷設 ~ 捨てコン打設 ~

外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 配筋検査 ~ 内型枠組立 ~ アンカーセット ~

アンカーチェック ~

~ コンクリート打設(一体打設) ~

養生期間を経て型枠解体。

K左官工業さんがバッチリ仕上げてくれました。

土台敷開始。

1階の柱が建ちました。

無事に上棟。佐藤君、おめでとうございます。

隣家と比べても背が低いのがわかるでしょうか?

世間一般では「天井はひたすら高い方がいい!!背が高い外観も立派!!」

というような風潮があるかと思いますが、我々はそういうのやりません。

落ち着き、品格、メリハリ、丁度いい、普段からそんな言葉を意識して設計しております。

今回もなかなかのワイド&ローなプロポーションです。

さすが佐藤君、よくわかっていらっしゃる。

棟梁は平沢大工。

いつも以上に?頑張って頂きましょう。

 

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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