大恭建興

現場の様子(船江町の家) その二

2024.07.25 / 家づくり

“船江町の家”

地盤改良工事(環境パイル工法)の後、基礎工事開始。

一体打設ベタ基礎を作って行きます。

掘削 ~ 砕石敷き均し ~ 防湿シート敷き ~ 捨てコンクリート打設 ~

外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 配管スリーブ設置 ~ 配筋検査 ~ 

ダイキョーでは全棟構造計算(許容応力度計算)を行い、安全性を確認しております。

現状、一般的な木造住宅だと構造計算は義務じゃないんですけど、

来年から法律が改正されて義務化されるという事になりました。

(許容応力度計算じゃない簡易ルートもあるが)

来年は木造住宅業界の大変革の年となりそうです。

もともと構造計算を行っている工務店にとってはどうって事ない話だけど、

それを審査する役所や指定確認検査機関は、

業務量が激増して大変な事になるのではと危惧しております・・・どうなんでしょうか。

その構造計算によって導き出された基礎構造図に沿って基礎工事を進めて行って、

鉄筋を組み終わった段階で “配筋検査” を行います。

コンクリートを打設すると中身の鉄筋が見えなくなってしまうわけで、

それらが適切に施工されているかを確認するものです。

鉄筋の太さ、間隔、定着長さ、かぶり厚、などが図面やルール通りになっているか、

隅々まで目視でチェック。

その後、

基礎内部の型枠設置 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~

アンカーボルトの位置や埋込深さが図面通りになっているか、全数チェック。

コンクリート工事は後からやり直しが効かない工程なので、

確認に確認を重ねます。

生コンクリート打設(一体打設) ~ 養生期間 ~ 型枠解体 ~

打継が無く、基礎内部しっかりと水が溜まって外に漏れないのが一体打設の証。

外部足場を設置。

土台敷きからスタート。

住宅密集地なので、隣家に御迷惑をかけないように配慮しつつ・・・

1階柱立てて、2階床梁を架けていく。

天候にも恵まれて、建て方作業は順調に進みます。

2階床梁を密に配置してそれをそのまま1階天井仕上とするデザイン。

下から見上げるとこんな感じで、杉材の梁がそのまま見えてきます。

最近佐藤君がよく使う手法です。木の質感を感じられてとてもGOOD。

無事に屋根が架かり、防水シートも張られました。

祝上棟です。Wさん、おめでとうございます。

担当は渋谷大工。

いつも通りのいい仕事、よろしく頼みます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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