大恭建興

外付ブラインドの効果効能

2024.01.27 / 家づくり

オスモ社のヴァレーマ。

窓の外側に設置する電動ブラインドです。

“中沢の家2” に設置されたモノは幅4.2m×高さ2mという大型サイズ。

二階リビングの南面大型開口に設置されたコイツ、様々な役目を担っております。

夏、南面の大きな窓を適切に日射遮蔽するには相応の深い軒(庇)が必要ですが、

狭小地だとスペースや斜線制限の関係で設置が難しい事が多々あります。

今回も正にそういう事例。

そういう状況でもヴァレーマを付けるだけでその問題は解決しちゃいます。

夏の強烈な日射も窓の外で遮ってしまえば、室内側にはほとんど入りません。

冬は羽の角度を調節すれば、日射熱をたっぷり取り込むことが出来ます。

住宅街で家を建てる場合、大きな窓を設けるとプライバシーの確保が課題となりがちで、

結局カーテンを閉めっぱなしとなり日射取得も採光も解放感も残念な感じになる、

エコハウスあるある。

そこで外付ブラインドの出番。

外部からの視線をカットしつつ、日射取得も採光も得られます。

視線と眺望をコントロールするイメージです。

視線をコントロール出来るから、室内側にカーテン類を設ける必要もない。

室内がスッキリするし、カーテン費用もかからない。これも地味なメリット。

外付電動ブラインド。価格だけ見ると高価な商品に見えるかも知れませんが、

効果効能を把握して設計に取り込めば、非常にコスパの良い設備です。

その良さを最大限に発揮できる敷地条件であれば積極的に使っていきたいと思います。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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