大恭建興

現場の様子(今町の家3) その一

2023.10.27 / 家づくり

ここのところ何だか時間が無くて、一か月以上釣りに行けておりませんでした。

船を新しくしてからこんなに出なかったのは初めてです。

このままだとせっかく上達したアラジギングを忘れてしまいそうなので、

なんとか時間を作って行ってきました。

さらに “嘉肴てのひら” の開店祝いにアラを持って行けたらいいなぁと目論みつつ。

10月末という事でアラシーズンも終盤。

ダメもとだったけれど、ジグをネチネチ降っていたらアラ釣れました。ああよかった。

詳しくは “釣りの備忘録” でご報告させて頂きます。

相応の高級魚ですから、船上で血抜きして氷でしっかり冷やして納品です。

てのひら店主にも喜んで頂けたようで、釣り人冥利につきます。

“今町の家3”

今町のナンバリングも3に到達。今町に御縁があるようです。

そして施主様(ご主人)は学生時代の友人。

昔は一緒に学校サボってパチンコに行っていたような気がします。

そんな彼も私もアラフォーで妻子持ちとなり、まともな大人になりました。

時の流れを感じますね・・・

それにしても、一生に一回の家づくりを任せて頂く事になるとは夢にも思いませんでした。

本当にありがたい話です。

見附市今町の一部は住宅が密集する準防火地域に該当します。この敷地もそうです。

準防火地域には防火上の制約が色々あるんですけど、

一番のネックはトリプルガラスの高断熱サッシが使いにくくなるところ。

要は「火災延焼を防ぐために窓は熱に強い特殊な窓にしてね!」という話です。

その特殊なトリプル窓がめちゃくちゃ高額でコスパ最悪なんですよね。

(ダイキョーは基本的にトリプルガラス推し)

(トリプルガラスサッシを準防火地域で採用するとコストアップ幅がデカい)

(ゆえに準防火地域嫌いになる)

まぁそこで逃げ道を探すわけですが、定番手法として “防火袖壁” がありまして、

今回はそれを採用しております。

隣家からのもらい火を防ぐための防火壁を設置するイメージですね。

そんな工夫をすることで、

建物正面側は通常の木製玄関ドアとトリプルガラスサッシを設置する事が出来ました。

え?分かりにくい?意味不明?・・・一生懸命コスパ良くなるように考えてるってことです・・・

防火規制が厳しくても、木製外壁を使う事に関しては意外とハードルが低い。

外壁の下地に使う断熱材や耐力面材を作っているメーカーが独自に防火認定を取得しているので、

いつも通りに作っても防火基準をクリアしちゃいます。

仕様模様はいつも通りのダイキョー標準仕様。

海外食洗器と幹太君で家事は楽ちん。

HEAT20 G3外皮で全館冷暖房を経済的に実現。普及品のエアコン1台で。

構造計算して耐震等級3を確認しているから地震にも強い。

このくらいのスペックで家を建てれば、きっと末永く満足が続くでしょう。

日本の住宅事情も少しづつ変わってきていて、

スクラップ&ビルドの時代は終わりを迎えつつあります。

建築時に適切なコストをかけてしっかりしたモノを造り、それを永く使うのがベストなんだと思います。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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