“長倉のエスネル”
主な内装壁は施主様によるヌリカベDIYであります。
定番のローラー塗りのドイツしっくい。
普通、しっくいは粉末状のモノを水と混ぜて練る必要があるんですけど、
これは既調合、最初から練ってあるのでとっても簡単。
それでも水としっくいが分離するので、撹拌機でよく混ぜてから施工します。
コテじゃなくてローラーで塗るから施工性も良くて、
初心者でもとっつきやすい工法ですね。
・・・と言ってもそれなりのガッツと時間は必要ですから!!覚悟を持って臨みましょう。
ハンドメイド感、あばたもえくぼ、自分でやれば愛着も沸くし、
将来的な補修やリフォームも自分で出来る。
たとえば10年20年後、
「壁が汚れてきたから家族みんなで塗りなおすか!!」という感じ。
施主様だけなく、御友人もDIYに参加。
順調に作業は進み、滞りなくヌリカベ作業が完了。
内装壁の過半がラワンベニヤだから、意外とヌリカベ部は少ない。
ヌリカベDIYを省力化するならば、他の部分を木質仕上等にしておくとよいですね。
その後、最後の大工工事。
木製の格子材でウッドデッキを囲いを設けます。
細い格子材を一本づつ打っていく・・・物凄く手間のかかる作業。
外部からの程よく視線をカットし、
光や風を程よく通し、
外観デザインのアクセントにもなる。
“格子” はとっても塩梅がよい、万能な建築要素であります。
内部クリーニング後、竣工現場検査を行い、手直しをして、完成です。
土間リビングと畳の小上りが特徴的なLDKであります。
土間リビングにはアウトドアチェアやテーブルを設置予定。
外遊びと自宅の垣根が無くなるような、施主様御家族らしい間取りですね。
土間リビングからウッドデッキはシームレスに繋がっていて、
ここでちょこっと外ゴハンなんてのも素敵。
木格子で囲われた落ち着く空間となっております。
エスネル代名詞、床下収納へ繋がる階段。
高基礎ならではの広大な床下空間。
床もスラブ全面断熱としているので段差がなくフラットな仕様。
なんならここに住めるくらい、真っ当な “部屋” 感があります。
基本設計がエスネルデザインの村松さん。
実施設計と施工が大恭建興。
弊社が実施設計を受け持ったのは初めてですが、
いつもと変わらない素敵なエスネルになっております。
・許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)
・Ua値 0.23W/㎡・k(Q-pex4.20) ※HEAT20 G3グレード・断熱等級7
・C値 0.08 cm2/㎡(竣工時実測)
・床下エアコン1台による全館暖房
・壁掛エアコン1台による全館冷房
・ZEH(oriented)認定
・太陽光パネル4.5kw設置
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エスネルデザインさんのブログで見学会告知しております。今週末ですね。
【見学会】『長倉のエスネル完成見学会開催。』予約開始。-見どころ紹介- - 住宅設計エスネルデザイン (escnel.com)
見学希望の方は上記URLから御予約ください。
エスネルに興味ある方々はぜひ。