大恭建興

現場の様子(東栄の家) その三

2023.03.02 / 家づくり

“東栄の家”

順調に工事進行中です。

屋根野地板張り ~ シージングボード張り ~ ルーフィング張り ~ 

重ね代は余裕をもってたっぷりと。

タテは100mm以上、ヨコは200mm以上。

屋根ガルバリウム鋼板施工 ~ 雪止金具施工 ~

将来的に太陽光パネルを設置できるように、南側へ傾斜した片流れ屋根としております。

雪止金具もパネル設置を想定して、邪魔にならないように配置。

金具強度の計算も同様にパネル設置を想定して行います。

事前に雪止金具と太陽光パネルの兼ね合いをしっかりと検討しておくと、

いざ載せるとなったとき工事がスムーズに行えます。

間柱施工 ~ 窓下地施工 ~ 耐力面材施工 ~ 

内部に雪が吹き込まないようにブルーシートで養生しながら作業を進めます。

釘の施工状況チェック。

釘の種類、間隔、ヘリあき、メリコミなどを目視で確認。

問題があれば増し打ち等で是正します。

耐力面材の継手に気密テープを貼って、さらなる気密化を図る。

その後、付加断熱材(ネオマフォーム45mm厚)を施工。

サッシ取付 ~ タイベックシート施工 ~ 外壁下地木材施工 ~

内部耐力壁施工 ~ 構造金物取付 ~ 構造金物検査 ~

基礎断熱材の施工。

ポリスチレンフォームを専用接着剤で基礎コンクリートに張り付けて、

隙間は発泡ウレタン断熱材で埋めていきます。

壁内断熱材(高性能グラスウール16k 105mm厚)の施工。

今まではパラマウント製のピンク色を使っておりましたが、

大きな値上があったので、マグイゾベール製のホワイト色へ変更しました。

物性は全く同じ。

こちらの値上も時間の問題か・・・?

防湿シート施工 ~ 天井気密シート施工 ~

天井断熱材施工。セルローズファイバー350mm厚。

この断熱材は施工後に沈下するので、

設計値を下回らないように厚めに施工してもらいます。

断熱気密工事が完了したタイミングで気密測定を行います。

ダイキョーでは全棟、工事中と竣工時に気密測定を行い、

隙間がない事の確認をしております。

C値 = 0.1 cm2/㎡ と、素晴らしい数値。

無理のない設計と丁寧な施工が組み合わさる事で、安定した高気密となります。

中村棟梁、いつもありがとうございます。

工事は後半戦です。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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