「そろそろマイホームを持とう」と考えた時、
多くの方々が新築住宅をイメージされるかと思います。
家を持つ ≒ 新築住宅 という感じで、
自分のまわりで住宅を新たに取得した人達もほぼ新築であります。
そんな中、自分は築25年の実家を大規模リフォーム(リノベーション)して、
終の棲家とすることにしたわけです。
住宅取得の方法としてはあまり一般的ではありませんが、
相応のメリットがあると考え、判断しました。
ビフォー↓
アフター↓
ダイキョーに御依頼頂く工事の大半は新築ですが、
リノベーションのお話も一定数あります。
「今住んでいる家をリノベーションしたい」
「中古住宅を買って、リノベーションしたい」
という御相談ですね。
しかし、御相談で終わるケースが大半で
「やっぱり新築にするわ!」という流れが多い。
フルスケルトンまで解体して断熱改修や耐震改修をフルコースで行えば、
新築と遜色ない仕上がりになるが・・・
やはりネックは費用面。
上記のようなフルコースで改修工事を行った場合、
同程度のものを新築するよりも2~3割安いかな?
といった具合。(暴利を貪っているわけではないですよ!)
建替えの場合は既存の解体費用がかからないメリットもありますが、
「高い!!」という印象を抱く方は少なくありません。
築40年の木造在来工法の家のフルリノベーション事例。
ビフォー↓(40年の歴史を感じさせる外観)
アフター↓(新築にしか見えない)
アフター↓(味のある昔ながらの丸太梁を活かす)
これくらいの規模(延床40坪程度)の標準サイズの戸建住宅を
フルコースで改修した場合、1000万円~が目安でしょう。
個人的には高いとは思いませんが、
世間には新築住宅で1000万円ぽっきり、なんてのもありますからね。。。
また、中古マンションをリノベーションするという方法もあります。
マンションの場合は構造体が鉄筋コンクリート造ということで頑強だから、
内装を作り直すだけでOK。
耐震面で不安がある古い木造住宅よりはハードルが下がりますね。
関東方面では既築マンションも多く、マンションリノベが盛んなようです。
ダイキョーでも事例は多々あります。
リノベーション工事は社長担当のため、あまり表に出てきません。
(社長はブログやWEBが億劫。50歳過ぎると人間は変われない。)
それじゃあ面白くないので、
これからは私と佐藤君がリノベーションも担当することにして、
リフォーム現場もブログでバシバシと御紹介していきます!!
リフォーム&リノベーション
2018.02.06 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士