昨晩から今朝にかけて、長岡ではまとまった雪が降りました。
朝の通勤ラッシュを直撃し、主要な道路はマヒ状態。
なんとか出社すると、事務所の構内は埋まっていて、
社長と大工達が朝早くから除雪作業をしてくれている。
事務所前の道路は除雪が間に合わず通勤ラッシュのクルマが立ち往生。
警察車両も来て一時通行止めになり陸の孤島と化していました。
事務所前の道路でも雪壁は1.5mくらい。
幹線道路の雪壁は2.0mを超える。
稀にある雪国らしい状況。
道路幅が狭くなり路面はガタガタ、いたるところで片側交互通行。
譲り合いの心でいきましょう。
綺麗に除雪された事務所構内。
50~60センチの雪で埋もれていました。
コンクリートで舗装されたので除雪もやりやすい。
これが無ければやってられない↓
ホンダのハイブリッド除雪機。
自宅構内と前面道路には消雪パイプがあるので、
除雪作業は最小限で済む。
敷地内の雪の始末を優先するのなら、迷わずにコンクリートで舗装すべし。
除雪するにしても融雪するにしても、下が砂利や土じゃあ捗らない。
自宅は自然落雪屋根なので屋根に積もった雪がパタパタと下に落ちる。
落ちた先には消雪パイプがあり、井戸水で溶かされる。
地面に落ちた雪は散水栓によって速やかに消える。
しかし、融雪水(地下水)の鉄分が付着するとあらゆるものが茶色になる。
土間コンクリートもクルマも茶色になる。
ここらへんの地下水は特に鉄分が多く、何もかもが茶色に染まる。
そして春先にはクルマの水垢クリーナーが飛ぶように売れる。
近所のスーパーマーケットの裏手にある、
氷の鎧を装備したエアコン室外機↓
霜取モードで必死に溶かすのだろうけれど、その水分がまたすぐに凍って、
どんどんツララが育っていく。
こんな室外機がいくつも並んでいる景色は中々お目にかかれない。
エアコンの効率的にいかがなものか。
ロードスターで走ったら確実にバンパーがもげるような状況でも、
スタッドレスを履いたジムニーならまったく問題ない。
まさに雪道最強のクルマだ。
コンパクトですれ違いも楽、4WDモードで深い凹凸も余裕。
小さくて、軽くて、車高が高くて、直結4WD。
雪道に強い条件ばかり揃っているクルマだといういこと改めて実感。
スタッドレス買ってよかった!!
雪国の現実
2018.01.31 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士