外装検査の後、足場が解体されました。
ブルーのガリバリウム外壁と木製サイディングの組み合わせ。
準防火エリアなのでサッシはほぼ防火戸(網入ガラスorシャッター付)です。
通常は木製玄関ドアは使えませんが、
防火袖壁を駆使して延焼ラインを逃れて、
何とか玄関ドアは木製断熱ドアを入れました。
一通り工事が完了したら社内検査なるものを行います。
“ダメ出し”とか“粗探し”とか呼ばれる作業。
社長、私、佐藤君、の三人で仕上がりの確認を行い、
修繕や調整が必要な箇所にテープを貼ってチェックを入れていく。
キズや汚れ、可動部確認、給排水の具合などなど、
見るべき項目は多岐にわたる。
施主様が気持ちよく住み始めることが出来るように。一生懸命やってます。
チェックが終わったらもう一度、各種業者に来てもらい、
細部の手直しを行う。
今回は3層(3フロア)がつながる家です。階段が1階から3階までグルグルと。
小屋裏部屋があり、そこが収納になったり、冷房チャンバーになったり。
“小屋裏エアコン冷房”に近いシステム。
ここに冷房用エアコンを1台設け、全館冷房を行います。
御主人の書斎になるという噂もありますが、
夏は凍えてしまうでしょう。。。
暖房は定番の床下エアコン。
冬は1階の床下に設けた普通のパッケージエアコンで全館を暖房します。
これでほぼ完成。
もうすぐお引渡しです・・・
現場の様子(西裏館の家) その六
2017.10.11 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士