庭にウッドフェンスが設けられました。
内部のクリーニングも完了し、一気に家らしくなった。
あとは各種検査を行い、手直しして、お引渡しです。
内装はパイン材の床や珪藻土クロスなど、
THEダイキョースタンダードな家に仕上がっております。
青いマスキングテープは是正すべき箇所です。
一通り工事を終えたら、社長と私と佐藤君があら探しを行います。
当然、工事中はキズなどが付かないように養生するんですが、
なかなか完璧は難しい。
各部の汚れや小さなキズなどを探したり、
サッシや建具の動き、電気設備の動作確認などなど、
不具合が無いか入念に。
1階床の吹出スリット。
ここから床下エアコンの暖気が上がってきます。
窓の下に設けることで、窓からの冷気を緩和する効果もある。
上を見上げると必殺通気床があり、ここから2階に暖気が上がっていく。
「スカートの中が見えるのでは?」という危惧もあるが、
公共建築ではないので勘弁して頂こう。
通気床を2階から見下ろす。
上に載っても大丈夫なんだけど、
初見の方々は必ず「怖い」という。慣れです慣れ。
通気床は2階ホール兼物干場にある。
空気が動くから洗濯物もよく乾く。
テラス窓の向こうにはバルコニーがあるので、外干しはそちらで。
やはりパイン材は優秀な床材だと思う。
〇優しい色味でコーディネートしやすい。
〇足触りも良い。
〇価格も優しめ。
それに加えソリッド(継手が無い一枚ものの無垢フローリング)は
やはり質感が高い。
“本物感”っていうんですかね・・・
シンプルなロの字型TVボード。これも定番ですね。
下部にスペースがあるので、掃除機がけが楽だと評判。
ちょっとゆったり目の洗面所。
IKEAのミラーキャビネットとワイヤーラックを有効活用してます。
コスパ良し。
自邸にもこのワイヤーラックを採用予定。
あと一息で完璧に完成です!!
現場の様子(諏訪の家) その六
2017.03.21 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士