大恭建興

現場の様子(片貝の家) その二

2021.10.16 / 家づくり

地盤調査の結果、

どこの調査ポイントも支持力30kN/㎡以上という事で、地盤改良工事は不要判定でした。

軟弱地盤が多い新潟県ではありますが、

時折、地盤の良い土地に巡り合うこともあります。

地盤改良費用の負担も無くなり、ありがたいばかりです。

床下エアコン向けの地中梁方式ベタ基礎。

鉛直積雪荷重2.0mを想定した構造計算による基礎配筋は、なかなか密であります。

鉄筋検査 ~ 内部型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~

コンクリート打設 ~

一般的なベタ基礎は耐圧板と立上りを別々に打設するので、

打継部(極小の隙間)が出来てしまい、

構造強度や白蟻侵入の観点で好ましくありません。

耐圧板と立上りを同時に打設すれば打継部が無くなり、そういった懸念が解消されます。

一体打設のベタ基礎という時点で白蟻リスクはかなり低いので

それだけで十分という見方もあると思いますが、

土台や柱などの地面に近い木構造部は念押しで、ホウ酸系薬剤による防蟻処理を行っています。

建て方作業は順調に進み、無事に上棟。祝上棟。

建物の顔となるこの面が南面↓

窓をたくさん設けて、冬季の日射をたっぷりと取り込みます。

上棟式も執り行いました。

中静棟梁に祝詞を読んでいただき、工事安全を祈願。

大工工事スタートです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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