すでにWEBの方では公開されています、“中島の家”の完成写真。
改めて概要を解説しましょう。
杉下見板とガルバリウムを組み合わせたシンプルな外観↓
緩勾配の片流れ屋根が特徴的で、軒の出は1.5m。
2×10(ツーバイテン)というビッグサイズの垂木を使い屋根断熱としています。
ウッドロング仕上げの杉板は独自の風合い。
経年変化を味わえる外装はやっぱり良いですね。
リビングの大きなテラス窓の前にはウッドフェンスを設け、
外部からの視線をブロック。
市街地なので大開口のプライバシー確保は大切です。
テラス窓はリクシルのサーモスX。
フレームも細くてスッキリ。スタイリッシュなサッシです。
内部空間はいつもの感じ。
自然オイル塗装の無垢床、珪藻土クロス等。
窓枠や建具枠なんかもすべて無垢材です。
ツヤツヤテカテカの新建材を殆ど使っていないので、マットで上質な雰囲気。
Q値1.3W/㎡・k、C値0.2cm2/㎡と、温熱スペックはダイキョーの標準仕様。
床下エアコン1台で床下から全館を暖房するシステムです。
足元から輻射熱でポッカポカで、かつ経済的。
2月に行った完成見学会に来ていただいた方々は、
その暖かさを体感できたでしょう。
このあとも続々と完成写真がアップされますのでご期待あれ。
完成写真(中島の家)
2016.03.23 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士