「ウェザーステーション」なる先端機器を買ってみた。
室内の温度や湿度を測定しログをつけてくれる(記録してくれる)
室内環境計測ツールであります。
Wifi環境と電源が確保できる場所であればどこでも使えて、
Wifi経由でWEBサーバーに測定結果を残してくれる。
PCやスマホ等のネット環境とパスワードがあれば、
どこでも誰でもそのデータを見れるという文明の利器。
超高断熱住宅(Q値1.0クラス)室内環境のデーター収集が目的。
施主様のご協力のもと、引き渡し後も継続して設置させて頂く。
とりあえずは事務所で試運転してみる。
こんな感じの屋内モジュールをデスクに設置↓
温湿度と二酸化炭素濃度、騒音レベルを拾います。
屋外モジュールは玄関先に設置↓
これは屋外に設置して、外気温を湿度を測定。
で、PCでサーバー上のデータをチェック。
測定結果の推移もグラフとして確認できる↓
現在の事務所は低気密低断熱で、開放型石油ファンヒーターを使用しているため
室内の二酸化炭素濃度が異常に高い。
1000ppmを超えてくると眠気や肩こりなど、人体に影響が出始めるのですが・・・
夜中は500ppm以下と良好な数値↓
しかし、朝7:00に社長がストーブをつけた途端、
室温と共に二酸化炭素濃度が跳ね上がる。
あっという間に3000ppmを超え。窓開けて換気しなきゃ。
日本の住宅の大半はこんな状況でしょう。
いかに石油ファンヒーターが空気を汚しているか、数値でみれば一目でわかる。
だから、高気密住宅で開放型石油ストーブは使ってはいけない。
これは事務所の環境を嘆くために買ったわけではない。
超高断熱住宅を床下エアコン1台で全館暖房を行った場合の
室内環境をチェックするためです。
1階と2階の温度差とか、、、
外気温と室温の関係とか、、、
湿度とか、、、
やってみたいことは色々ある。
情報は宝物。有効に使いたいと思います。
ウェザーステーション導入
2016.01.29 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士