大恭建興

現場の様子(刈羽の家) その四

2015.04.17 / 家づくり

基礎工事の流れを密度高めにご紹介しましょう。
鉄筋検査が終わったらコンクリート打設です。
布基礎は通常、2回に分けて打設を行います。
まずはベース部↓ 
基礎と地面が接するこの「一」型の部分をベースと呼ぶんですね。



上端をコテで均してこの日の作業は終わり↓
生コンが固まるのを待つ。
ダイキョーでは生コンクリートの品質確保のため、
JIS認定工場の生コンしか使いません。
非認定工場のモノは品質にばらつきが大きく、
住宅の基礎コンクリートに用いるのは好ましくないと考えています。



次に立ち上がり部分の型枠を組み、アンカーボルトを金具で固定。
そして、アンカーボルトの位置や高さのチェック。
同時に設備配管のスリーブや鉄筋のかぶり厚さなどを確認。
前回の鉄筋検査が全てではありません。他にも重要事項が多々あります。



そして立ち上がり部の生コン打設。2回目の打設作業です。
コンクリートが硬化して強度が出てきたら型枠を外します↓
なかなか綺麗な仕上がり。丁寧な打設作業のお蔭ですね。



このままでは床下が砂地のままなので、防湿シートを敷き、
その上に防湿コンクリートを流します。
こうすることによって地面から床下に湿気がやシロアリが上がってくるのを阻止。
一部のローコストメーカーさんだと
この防湿コンクリートを省略するところもあるようですが・・・
あとは、汚れ防止シートを基礎外周部に張り付ければ基礎工事完了。



土台は虫害に比較的強いヒノキの乾燥材が標準です。
更にホウ酸系防蟻剤を噴霧器で吹き付けます。
とりあえずは土台裏側や凸凹部に。これは土台を敷いてからでは施工できない部位。
処理すると毒々しい緑色になりますが、人畜無害なホウ酸系防蟻剤なので安心安心。



土台を敷きこんでからまた検査です。
土台とアンカーボルトの施工状況などを外部建築士がチェック。



そして無事に上棟!!
ここまでくると少しホッとするかな・・・
引き続き工事監理に励みます。



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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