大恭建興

現場の様子(桜木町の家) その四

2015.01.13 / 家づくり

屋根はガルバリウム鋼板葺き↓
海沿いなので塩害が想定されるエリアですが、
屋根材に関しては雨で塩分が洗い流されるので、比較的ダメージは少ない。
それよりも重要なのはやっぱり外壁。
杉材の下見板張+オスモカラー塗装で固めます。
沿岸地域向けの仕様です。



とはいってもココは準防火エリアなので法律による規制があり、
外装に可燃物である木材を張るのは基本的にNG。
一般的なエリアよりも防火に関してキビシイのです。
なので、、、
普段よりも厚みのあるダイライト(12ミリ厚)と組み合わせ、
防火構造として対応。
木材を外壁に張りつつ、防火性能もしっかりと確保します。



勾配天井が特徴的なLDK↓
かなり開放的。子供たちが走り回る様子が目に浮かびます。
この中心にアイランドキッチンが鎮座する予定。



準防火エリアなので、一部の窓は防火サッシにしなければなりません。
YKKAPのAPW330(防火仕様)を初採用。
昨年と一昨年は防火サッシの性能不足問題で、業界は混沌としていましたが、
ようやく「コレ!!」と思える防火サッシが発売されました。
樹脂なのに防火対応なんですね~。
樹脂フレームの中に入っている鉄芯?により防火性能を発揮するようで、
ベースがAPW330なので断熱性能も良い。お財布にもやさしい。
防火窓はこれで決まり!!



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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