スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2025.05.01
9年後の気密測定

2016年2月に竣工した “中貫の家”

今年の2月で築後9年が経過しました。

実はこのお宅、

経年時の気密データが欲しいという事で、

竣工時、2年後、5年後、と気密測定を実施しております。

(施主様がそういうの好きでして・・・ありがたいですね)

その時の様子は過去ブログをご覧ください↓

5年後の気密測定|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興

竣工時 C=0.23 cm2/㎡

2年後 C=0.27 cm2/㎡

5年後 C=0.40 cm2/㎡ (引違窓2ヶ所を目張りするとC=0.28 cm2/㎡)

結果は上記のような感じ。

引違窓2か所のエアタイト材の劣化による気密低下が原因で、

そこをテープで目張りすると竣工時と同等の結果となりました。

で今回、9年が経過したタイミングで気密測定を行いました。

結果は下記の通り。

竣工時 C=0.23 cm2/㎡

2年後 C=0.27 cm2/㎡

5年後 C=0.40 cm2/㎡ (引違窓2ヶ所を目張りするとC=0.28 cm2/㎡)

9年後 C=0.40 cm2/㎡ (引違窓2ヶ所を目張りするとC=0.27 cm2/㎡)

なんと、5年経過時の気密性能と全く変わらず。

躯体(基礎、壁、天井)の気密低下はほぼゼロ、

また、引違窓以外の窓の性能低下はほぼ無いと言って良いでしょう。

木造ですから構造材や下地材の乾燥収縮でもっと気密性能が低下すると想像していましたが・・・

これは嬉しい想定外です。

ダイキョーの家は中長期的な気密性能もバッチリです。

また、必然的に引違窓の “ワルモノ感” が高まってきますが・・・

C=0.40 cm2/㎡ という数値自体は決して悪い結果ではないので、

ヨシとする見方もあります。

(この程度であれば暖冷房効率への影響はない)

無理ない範囲で引違窓を避ける、というのが現実的な策ですね。

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士

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