来週末に完成見学会を控えた“滝谷の家”
建物本体の工事はほぼ完了し、外構工事の真っ最中です。
リビング南面にはかさ上げした庭を計画しました。
花壇の様なビジュアルですがそうではなくて、これはドッグランです。
これからウッドデッキで橋をかけて、
リビングと外部空間がゆるやかに繋がります。
ウッドフェンスもこれから設置予定。
22帖ほどのゆったりサイズLDK。
勾配天井の相まってとっても開放的な空間となっております。
家族が集まる場所だから、広く明るく快適に。
我が家と同じ仕様の木製格子の勾配天井。
吸音効果もあるので広い空間でも音の反響がほとんどない。
凹凸感(立体感)もあって、見た目も良いですね。
床はドナオークの無垢フロア。
もはや標準仕様に近い、海外製大容量食洗器。
ここ最近はミーレ製だけでなくボッシュ製もおススメしております。
導入費用は少し高いけど、それ以外はメリットしかない。
一般的な核家族世帯だったら、国産食洗器よりも断然こっちがいい。
2階ホールに設けた壁掛エアコン。
12畳用のベーシックな普及品ですが、これ一台で全館(65畳)冷房を行う計画です。
外皮計算からエアコンの能力を算出すると、
このくらいでちょうどよいという事になるんですね。
完成見学会当日は真夏。最高に暑い日になるはず。
冷房の効き具合をご体感頂けるかと思います。
冷房用エアコンは小屋裏もしくは2階ホールに設置する事が多く、
昨今の高断熱住宅の定番手法です。
間取りによりますが、核家族向けの一般的な間取りなら1台で事足ります。
もちろん適切な窓設計(日射遮蔽)と空気の循環経路、高断熱外皮が前提条件ですが。
冬の暖房は1階の洗面所に設けた床下エアコンで行います。
1階の床下から家中を暖めます。
冷房で使用するケースもあるようですが、
ダイキョーでは基本的に暖房専用で考えています。
(結露やカビのリスクがある?ない?)
このシステムを本格的に採用するようになってから6年ほど経過していますが、
OB様の家々は特に問題もなく順調に運営されております。
目に見えない部分の改良などを重ね、随分とブラッシュアップされてきました。
それと・・・スペシャルな仕様として・・・
お酒が大好きな御施主様の為にビールーサーバーを設置させて頂く予定です。
程度の良い中古品を目利きの私が仕入れてきました。
現在、各部の洗浄作業と調整を行っております。
以前私もやっていましたが、自宅で生ビールは悪魔的な旨さであります。
中間(気密工事完了時)の気密測定結果は
C=0.1cm2/㎡ と、いつもどおりの超絶良い数値。
ダイキョーにはC=0.1~0.2を安定してたたき出せる現場力があります。
竣工時の気密測定は本日実施予定。
温熱スペックは下記の通り。
天井(屋根):セルローズファイバー吹込 t=350mm
外壁:高性能グラスウール16k t=120mm (壁内) + t=105mm (付加)
基礎:PSF3種 t=100mm
サッシ:YKKAP APW430 431 (樹脂フレーム×トリプルガラス)
換気:マーベックス 澄家DC (第一種全熱交換型)
Ua値:0.25W/㎡・k (Q-pex3.71)
C値:0.12cm2/㎡ (工事中間時実測)
HEAT20 G2グレードを楽々クリアする本格的な高気密高断熱住宅です。
見学会当日は冷房の効き具合がご体感頂けるかと思います。
まだ予約枠に空きありますので、ぜひお気軽にお問合せください。