スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2019.07.11
グレートな断熱基準が来る!

今までHEAT20における最高グレードはG2だったわけですが、

更にその上位のG3グレードが発表されたそうです。

HEAT20ってなに?G2ってなに?と言う方々は過去ブログ参照↓

 

 

3年前の記事にもあるように、国が定めた省エネルギー基準があまりにも “最低限” なので、

もっと上位の省エネ基準を権威ある民間団体が作ったわけです。

それがHEAT20。

「この地域はこのくらいの寒さ暑さだからこのくらいの断熱性能の家にしなさい」

「そうするとこのくらい快適で省エネだぜ」

という基準です。

新潟県長岡市だと4地域に該当するので

G1グレードはUa値0.46W以下、G2グレードはUa値0.34W以下、が求められます。

ダイキョー標準温熱仕様がG1に相当し、

外壁付加断熱+トリプルサッシ仕様がG2に相当という雰囲気で、

これでも十分に快適な温熱環境は実現可能。

実際、一般住宅における費用対効果と言う点においてこれ以上のグレーディングは

あまり興味がありませんでした。

新たに発表されたG3グレードは4地域でUa値0.25W程度でしょうか。

新住協で言えばQ1.0住宅のL4クラス、ドイツで言えばパッシブハウス基準、

年間暖房負荷が15kw/㎡を下回るよな超省エネな基準ですね。

そこまで行くと建築コストも相応に高額となり、

私のような庶民には関係ない高級住宅になるような気がするんですが。

(カムリは買えるけどセンチュリーは買えません!的な)

(タグホイヤーは買えるけどパテックフィリップは買えません!的な)

しかしその後、自分自身がUa値0.3を下回る自邸に住み始め、

全館暖冷房の凄まじい快適さとミニマムなランニングコストを享受することで、

そういった考えも徐々に変わってくるわけです。

実体験を通した快適さやランニングコストやイニシャルコストを勘案すると、

今現在の私は「基本はG2」と考えています。

だからお施主様にもまずはそれをお勧めするので

今期の施工予定物件も8割がG2グレードであります。(きっと幸せになれます)

G1やG3がダメだと言っているのではありません。

懐具合や将来の計画によってはそういう判断もありえるでしょう。

重要なのは

“自邸がどの程度の断熱性能でどの程度のランニングコストがかかるのかを把握する”

という事。

快適さと燃費を把握した上で家を建てましょうという事ですね。

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士

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