スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2025.11.11
現場の様子(泉の家) その三

“泉の家”

上棟後、渋谷棟梁がゴリゴリと木工事を進めております。

耐力面材(タイガーEXハイパー)の施工が完了したら、

釘の種類、間隔、ヘリ空き寸法、メリコミ状況、をすべて目視で確認。

不具合箇所を是正してから次の工程へ進みます。

この耐力面材って多種多様な商品があるんですけど、

タイガーEXハイパー、今では圧倒的なシェアを誇ります。

防火性能も兼ね備えている商品だと、

以前はモイスTMやダイライトMSがメジャーでしたが、

そちらはどんどん値上が進んで中々いいお値段になりました。高いのよ。

対してEXハイパーは値上がほとんど無くて、割安感が際立ってきている感じです。

コスパが良いもんだから最近はコレを使っている工事現場をよく見かけます。

外壁付加断熱材施工。ネオマフォーム45mm厚。

発泡ボード系断熱材の界隈では最高級品なんです。

長所は色々ありますが、

経年劣化による断熱性能の低下がほぼゼロ というのがストロングポイント。

透湿防水シートの施工。

デュポン社のタイベックが標準仕様です。

デュポンというブランドの実績と安心感。製品20年保証を謳っているのもGOOD。

一般的に流通している透湿防水シートではベストバランスと思います。

また、

ウルトのようなヨーロッパ製の高耐久な商品も入手しやすくなってきているので、

もっと高みを目指したい方はぜひそちらも御検討ください。

外壁下地胴縁を施工して、窓やダクトを防水テープで処理して、外部防水検査を受けて、

外壁下地作業が完了です。この上に外壁を張っていきます。

ダイキョーでは常識のトリプルガラス樹脂窓。

木下地の継目に気密テープを張って、防水テープを窓下に張って、窓を取り付ける。

内部の耐力壁施工 ~ 構造接合金物施工 ~ 構造金物検査 ~

壁内の断熱材施工。高性能GW16k 105mm厚。

その後、室内側に防湿シートを施工。

ダンタイトという厚手のポリエチレンシートを使っています。

最近は勉強熱心な施主様から「調湿気密シートは使わないの?」

という御質問が増えてきました。

調湿気密のメリットは理解しているつもりですが、私の回答は「まだ使いません」です。

理由はオーブルデザインの浅間先生が仰っているとおりで、

まだ実績が少なく中長期的な耐久性に不安があるという点。もう少し様子を見たい。

実績のある、どこにでもある、ありふれた材料。これが一番安心できるという話ですね。

天井の断熱材施工。

セルローズファイバー吹込み。350mm厚。

グラスウールやセルローズファイバーのような繊維系断熱材は、

適切な施工があれば経年劣化もなく、長く健やかに使い続けられます。

突飛な性能はなくとも、実績豊富で間違いのない材料です。

気密断熱工事が完了したタイミングで中間の気密測定を実施。

C = 16cm2 ÷ 143.29㎡ = 0.111….cm2/㎡ 

四捨五入ルールに沿って C = 0.1 cm2/㎡  

はい、いつもどおりですね。

渋谷棟梁、いつもありがとうございます!!

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士