大恭建興

現場の様子(藤井の家) その四  ※オープンハウスやります

2024.08.08 / 家づくり

大工工事完了後、内装屋さんが珪藻土クロスを貼っていきます。

ダイキョーは新建材を使いたくない自然素材至上主義な工務店なので、

内装には極力、ビニールクロスを使いません。

珪藻土クロスはクロス(壁紙)という括りだけど、

表面は本物の珪藻土なので、雰囲気のあるマットなテクスチャーが得られます。

上質感、良いモノ感がありますね。

ビニールクロス特有のケミカル臭(主に可塑剤の臭気)がしないのも嬉しい。

内装屋さんがサクサクと貼り進めてくれます。

ビニールクロスと比べると珪藻土クロスは生地の伸縮があるから、

施工難度が高め。

貼りにくいから毛嫌いする内装職人も居たりします。

「貼りにくいんだよ、コレ、やめてくんないかなぁ」なんて。

Y澤さんは珪藻土クロスの施工に慣れた手練れ職人ですから、

文句も言わず、いつもキレイに貼ってくれます。

Y澤さん、ありがとうございます。

各種仕上げ工事が完了し、クリーニングが入って、ひとまず形になりました。

ここから竣工現場検査を経て各部修正&調整を行い、完成です。

窓からの眺めがいいでしょ?

敷地南側が田んぼという恵まれた周辺環境ですから、

素直に南面に大窓を配置して、景色と冬季日射をたっぷり取り込む設計です。

リビング隣接のウッドデッキはしっかりと屋根で覆われた全天候型。

こういう空間は屋根があるとグッと利便性が高まります。

イスとテーブルを置いて、

炉端大将で肉を焼きながらビールを飲むイメージで設計しました。

他にも洗濯物を干したり、野菜置場として使ったり、

多用途に使えるプチ贅沢スペースです。

ウッドデッキ脇の開口部には木製格子を設け、外観上のアクセントになっており、

下枠はカウンター代わりに使えます。ビールジョッキでも置いてください。

玄関からも田んぼ見えます。

玄関のみならず、他にもあちこちに窓を設け、田園風景を切り取っております。

ぜひ見に来てください。

2階の階段室に設けたエアコン1台で全館冷房を行う、

ダイキョースタンダードなスタイル。

現在、試運転中です。サーモカメラで冷房の様子を撮ってみました。

階段室の奥が冷えている様子。

2階からリビングに冷気が落ちてくるのが分かります。

階段室だけじゃなくて、

加えて吹抜があると冷気がもっと循環して1階2階の温度差が小さくなるんですけど、

今回はコンパクトにまとめたかったので吹抜ありません。

代わりに吹抜じゃなくて2階の一部床をスノコ状として冷気循環を狙っております。

下の写真、リビング天井の一部が冷えているのがわかるでしょうか。

リビングの天井を見上げるとこんな感じ。

2階のファミリークローゼットの床の一部がスノコ状になっていて、

ここから2階の冷気が落ちてきます。

やはり上下階の繋がり(穴)は1か所より2か所ある方が空気が循環しやすい。

リビングからの自然光が漏れてくる幻想的なクローゼットの床!!

杉板外壁と板金外壁を組み合わせたダイキョースタンダードな外観。

目につきやすい1階をメインに板張として、木質感を見せつけて、

その他はコスパに優れたガルバリウム鋼板とする作戦です。

・許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)

・Ua値 0.27 W/㎡・k(Q-pex5.0) ※HEA20G2グレード 断熱等級6

・C値 0.10 cm2/㎡(中間時実測、竣工測定はこれから)

・床下エアコン1台による全館暖房

・壁掛エアコン1台による全館冷房

・ZEH(oriented)認定

お盆休み明けにオープンハウスを予定しておりますので、ぜひ見に来てください。

詳しくはこちら↓

8月24日(土),8月25日(日)柏崎市藤井にて予約制のオープンハウスを開催します。|お知らせ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興 (daikyo-kenko.co.jp)

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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