大恭建興

現場の様子(千谷川の家) その四

2023.02.13 / 家づくり

小学六年生の長男が授業で描いた絵が、美術展の特選に選ばれました。

自分の息子が何かで高評価を受けるのは嬉しいモノですね。

その絵がアオーレ長岡で展示されているというので、

せっかくなので見に行ってきました。

特選がどれほど凄いのかはよくわかりませんが、

ふざけて描いた絵だという事は、

父親である私にはしっかりと伝わってきました。

その距離、海岸から20m程度でしょうか。

人喰いザメがウヨウヨと泳いでいるなか、

私の船に似た白いボートで釣りをしている輩が二人。

マダイやマグロを釣っている様子だそうです。

私と友人Tでしょうか。サメに喰われて〇ねという事でしょうか。カオスです。

もうちょっとマジメに描いても良かったんじゃないかな?

“千谷川の家”

太陽光パネル設置(パナソニック製5.28kW)。

ここ最近は電力高騰の後押しもあり、設置を希望される方々が増えております。

しかし、雪国で設置する場合は雪害対策や落雪対策がとても重要であります。

“千谷川の家” が立地する小千谷市は県内有数の豪雪地帯。

太陽光パネル上部に雪を載せたままにするのは、

中長期的にみると破損や変形のリスクが大きいと判断。

敷地も比較的広く落雪スペースも無理なく取れるため、

自然落雪屋根として計画しました。

定番の木製格子天井。

下地に吸音板を張ってから、その上に杉角材を一本づつ打っていきます。

手間暇かかりますが、それに見合った上質な雰囲気と効果(反響防止)が得られるため、

とってもおススメの仕上です。

代行工事が終わり、内装屋さんの仕事に続きます。

下地パテ処理 ~ 珪藻土クロス貼 ~

内装工事完了 ~ 各種設備器具取付 ~ 気密測定(竣工時) ~ 竣工現場検査 ~

気密測定結果は、C=0.13 cm2/㎡ でした。GOODJOBです。

中静棟梁、いつも丁寧な仕事をありがとうございます。

24帖のLDKは、勾配天井とあいまってとっても広く感じる。いや、事実広い。

大型ソファを置く予定でありまして、

そのソファの塊感を受け入れられるゆったりサイズのリビングです。

いつも「パッシブデザイン!パッシブデザイン!」と呪文のように唱えている我々なんですけど、

今回、南面からの日射取得に関しては全く重要視していなくて、

このお宅、LDKを北側に設け、北側に大きな窓を設置しております。(南側の窓は少な目)。

ぜんぜんパッシブデザインじゃない。北向きリビングと呼ばれるものです。

今回は敷地北側のロケーションが良いので、これがベストと考えました。

幅6m×高さ1.3mの大きな連窓が北側の景色を切り取ります。

(冬は雪しか見えねぇ)

高級輸入家電も装備。AEG製の電気オーブン。

ハイパワーで大容量。料理が好きな人に大人気の、ツウ好みな逸品。

大きなマダイをそのままグリルしたくて、自邸への導入をリアルに考えましたが、

設置場所の問題で泣く泣く諦めました。

(築五年で吊棚をぶっ壊す勇気が持てない)

最初から計画に盛り込めばこの通り、スマートにビルトイン。うらやましい。

大容量食洗器もAEG製で統一。

一家に一台、海外食洗器。

雪山で全容が掴めませんが、これにてひとまず完成です。

コンクリート舗装等の外構工事は雪解け後に行います。雪国アルアル。

他にもインナーガレージとか、焼肉テラスとか、他にもウリが色々あるのですが、

積雪が物凄くていい写真が取れないので、それはまた後日。

〇ZEH(Nearly ZEH)認定

〇許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)

〇Ua値 0.27 W/㎡・k(Q-pex4.02)

〇C値 0.13 cm2/㎡(竣工時実測)

〇壁付エアコン1台による全館暖房

〇壁掛エアコン1台による全館冷房

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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