スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2016.10.23
庫裡(くり)リフォーム

現在社長が担当しているリフォーム工事のご紹介。

みなさん、庫裡(くり)というものをご存知でしょうか。
社長が仕事中に図面見ながら「栗が~~栗が~~~」と言うから、
秋だから栗でも食べたいのかと少し心配になりましたが、
そうではなかったようです。

庫裡(くり)とは、お寺の本堂につながっている、お坊さんの住居のこと。
(恥ずかしながら初めて知りました・・・)
今回、大規模リフォーム工事のお仕事をご依頼頂きました。
ありがとうございます。

2階をメインに全面リノベーションする計画。
現代的な間取りに変更し、断熱改修を行います。

まず、天井や壁を大工が解体していく↓
元々の骨組みも大変立派なモノ。
一般住宅よりもはるかに骨太な印象です。

断熱改修もしっかりと。
2階の生活音が1階に響かないように、
特に床の遮音はかなりハイグレードな仕様です↓
遮音はとにかく床を“固く”“重く”することが重要。
まず既存の床の上に吸音材(ロックウール)を敷いて、
さらにスタイロフォームを敷いて、二重床とする。

構造用合板を張る。

吉野石膏の特殊な制振材材“サウンドカット”を塗る。
ゴムを塗るようなイメージですね。

クシ目をたてて、まんべんなく。

そして、普通の石膏ボードよりもはるかに固くて重い、
“タイガースーパーハード”を張る。12mm厚。

重いから大工も難儀です。

その上にもう一回サウンドカットを塗って、さらにスーパーハードを張る。
最後に、この上に仕上のフローリングを張れるわけです。
大工の話によると、中音域から高音域(人の話し声や丸ノコの音)は、
1階にいても全く聞こえないそうです。
やはり固くて重い床は遮音効果絶大。
コストがかかりますが、それに見合った効果はありますね。

既存の壁はそのまま活かして、
室内側に断熱材を張り込みます。木材で下地を作り、、、

薄くても高性能な断熱材(フェノールフォーム)を張り込んでいく。
以前とは別次元の温熱性能になることでしょう。

続く。。。

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士

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